2009年4月19日日曜日

20.談志が死んだ?

風邪なのか、鼻水が止まらず、のどが痛くて、節々が痛いのか、ぼーとしながら、談志の独演会に行く。
よみうりホールは、年末の談春の独演会以来だが、夕食をとれなかったので、有楽町の諸国物産ショップ(名前は知らないが、北海道ショップと同じビルにある)で、いそべもちとくさもちとかりんとう饅頭を買っていくことにする。
開演ぎりぎりだったので、いそべもちを食べ、かりんとう饅頭に取り掛かる時に、出囃子が聞こえたので、あわてて口にいれたのだが、なかなか家元が出てこない。ひょっとして、と思ったその瞬間に登場。
いきなり壇上で寝転んで、調子よくないとつぶやき、そして姿勢を直して、自分が何も面白くないこと、そして死ぬのも大変なこと、落語論、いつものジョークとあって、ああ今日は落語がないのかなあという客の反応を感じたのか、「ちゃんとやるから」といいながら、トークが続く。
そして「二人旅」。これは隣の観客によると、もっと調子が良ければ、謎かけともじりで二人の会話が弾んでいくという。
そして二席目は「今の談志」について語った後、イリュージョン落語についてコメントあって、「粗忽長屋」で幕かと思えば、またあげて時間を確かめ、8時半と聞いて、もういいだろうといいながら、短い落語をやるような素振りを見せて、いつものレストランジョークを3つ。
談志はやはり死んでいない。彼をモデルにしたキャラを登場させるつもり。
最後に、苦言。
今回は2階席なのだが、喫煙スペースが2階にあり、仕切られてないので、煙が蔓延してました。どうにかしてほしい。さらに後ろの客から「首を回すんお、どうかしてくれ」と言われて、2席目は我慢でかなりつらかった。あなたの馬鹿笑いのほうが場を乱すといってやりたかった。
しかしその後の夕食@随園別館新丸ビル店で、同居人から、
「それはやめたほうがいい」
「えっ?」
「その首」
「・・・」
無意識だった。気をつけます。水餃子と合菜載帽はうまかった。でも新宿本店(しかも改装前の汚い店)のときより味が大人しくなって高くなった気がする。
『プリンセス・トヨトミ』読了。詳細は次回。裏テーマは「親の心子知らず」。親も知らず。とかくこの世は難しい。

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