2009年12月31日木曜日

270.大晦日(1)

朝9時に銀座でスタート。大晦日にこんなことができるなんて。
魚●の切り落としの整理券を受け取り、年越し蕎麦を食べるつもりの「S」の場所を確かめると、予約のみという貼り紙が。しかし電話をすると、12時で問題ないようなので、銀座Tでモーニングを食べ、日本橋三越で丸海の昆布〆を購入。
そもそも2009年の混乱は2008年の年越し蕎麦から始まったと思っている。それまで夢呆に行き、Fの武道館ライブにいく観客と寒空の中、1時間強待って蕎麦を食べるのが年末の「行」だった。去年は何と大晦日の営業がなかった。当然やってると思い、いつものごとく店に行ったら、行列が無く、「休業」の二文字。仕方なく近所の某店で食べ、並ぶことなく何の苦労も無く日本酒と蕎麦を頂き、しかも美味しくて、商店街の肉屋で自家製焼き豚を買ったりして満足した反面、物足りなかった。(ちょうど一年前から「dancyu」を買って、来年の大晦日生活を企画し始めた)
そして混乱の予感はあたり、少なからずあった幸運も吹き飛ばすような大嵐の1年はここからだった。だから来年のために、今年は理想の大晦日プラン、去年と違う過ごし方をしたかったのだが、ここまでは順調。ユニクロとマロニエゲートで買い物をしていざ、お店へ。ビールを注文。二人で感動するほど美味しい。ニシンも軍鶏も蕎麦も。
2010年代はこの流れでいきたい。

2009年12月30日水曜日

269.本当に順調。

何と同居人の家事も含め、年内は本日で終了。スーツハンガーを買い、隣り駅の喫茶店でカルビ丼のランチ。古本屋、花屋のついでに「大分・中津の唐揚げ」を買う。クローゼットの整理を終えて、レコ大、『24』とすっかり余裕。

2009年12月29日火曜日

268.2011年

『2011年新聞・テレビ消滅』と『ニコニコ動画が未来を作る』を読了。『2011年』の内容は大したことないが、メディアをコンテンツ・コンテナ・コンベアという三層構造で分析する視点を持った元記者がいなかったことを考えると、画期的かもしれない。『ニコニコ動画』についてはドワンゴの廃人と奇人と天才の濃密な体験を知り、彼らにゼロ年代に出会えなかったことに後悔を覚える。2010年の目標も立てた。11年まで疾走することを誓う。
ブックオフ、ABCマートそして初IKEA。田園調布から港北までシャトルバスで30分前後。しかしこのスケールは自分むきじゃない。2mもするDVDタワーも買って持って帰ることを断念。
どう整理するか。
『容疑者X』をテレビで観る。今年一番、ショックを受けた作品。何がって、そりゃあ、堤真一の中年の背中ですよ。

267.もういつでもこい2010年

昨日、地元のラ・ピネータに。毎年年末に行くお店だが、進化してました。来年は夏にも行こうと思った。
スプマンテ、前菜は里芋と九条ねぎのグラタン、同居人はボウボウのカルパッチョ。アカイカのパスタ、同居人はイワシと香草のパスタ。黒むつのねぎソースかけ、同居人はカツレツ。デザートは赤ピーマンのアイス、同居人はサツマイモのアイス。薄紅葵のハーブティ。お湯を注いで、一気にあお、そして紫に、そして檸檬を注いで、ピンク。付け合せに柚須の皮の砂糖漬け。
10年間、年末に通い、いつも同じな感じだったが、今年は明らかにまた新鮮だった。
今年最後にいい晩餐。いつでも2010年はきてもよい。
ちなみにほのかに香る葵は今気になることだが、コレも偶然。

2009年12月28日月曜日

266.リメイクそして

Gパンのポケットを直してといったら、無理だといわれ、スーツの背中にシワが残ったので、スチーム・ブラシを買おうとしたら、選択肢がなくて、はらドーナツもそんなに美味しくなくて。

2009年12月27日日曜日

265.掃除2

完全に終わりました。

2009年12月26日土曜日

264.掃除

とにかく資料を整理しました。きれいになった。しかし何かを失うのか、どうか。でもこれからの人生は引き算だから。

2009年12月25日金曜日

263.クリスマス

研究のため休みです。
「カールおじさん」も観て、切ないです。
でもチキンとシャンパンでご機嫌です。

2009年12月24日木曜日

262.五街道雲助

イブですが、半休。本当は明日と昨日をつなげて12連休だったのに。午前中は澤本でスーツを受け取り、陶然とし、松坂屋のすし栄で軽く食べ、COUでトートバックの取っ手について顔料のはげたことを相談し、午後は会議。そしてTBS落語研究会で権太郎の「言い訳座頭」はまあまあ。でも権ちゃんは体調はよくないか。雲助の芝浜は最高。
乾杯は地元のワインバー。

2009年12月23日水曜日

261.イブイブ

とにかくゆっくりします。
資料は読んでます。

2009年12月22日火曜日

260.イブイブイブ

新丸ビルでピックアップ&ショッピング、そして有楽町西武のはやし屋で抹茶パフェとおばんざいセット。
クリスマス前の興奮な街でした。

259.坂の上の雲

各回面白くなるこのドラマ。
加藤剛の伊藤博文はなかなか懐かしい感じでいい。
しかし90分というのは長いのではないかと思う。
この勢いで数年12月にやっていくかと思うと、大変ではないか。

2009年12月20日日曜日

258.クリスマスイブ

音楽史に残るクリスマス・イブだが、JR東海のCMの裏話が注目されている。
87年頃のあのCMより先立つこと、数年。田舎の中学生が30センチシングル(アナログの12インチ)で出たピクチャーレコードをプレゼントしようとして受け取ってもらえなったあの日のこと、いまだ忘れられない。
CMのほうは関係者がみんな栄光の歴史といいますが。
サンデーソングブックを聞いて、服部克久50周年ライブにシークレット・ゲストとして出た山下達郎がオケの前で歌ったという話で思い出した。

2009年12月19日土曜日

257.講演会と土鍋

早稲田でのJASRAC寄附講座に行く。フェアユースについて、こんなに生産性の無い議論はない。
伊勢丹で注文した土鍋を受取る。壊さぬように慎重に持って変える。
タブロイドのライダースがセールになっていた。直営店ではどうだろう。
夜はたこしゃぶ、しかしポンズの味は飽きる。

2009年12月18日金曜日

256.図書館3

母校の大学図書館で複写。中央図書館が休業で唖然。地元の焼き鳥屋で日本酒。
しかし仕事の鬱憤を出さずに飲むのはよくない。

2009年12月17日木曜日

255.リメイク

15年前のキャメルのジャケットをリメイク。
袖、肩パット、着丈とかなり直す。27日完了予定だが、どうなるかな。

2009年12月16日水曜日

254.隠蔽捜査

今野敏。主人公が嫌なやつだが、こういう官僚としての責任感って今は無いよなあ。

2009年12月15日火曜日

253.忘年会

隋園別館新丸ビル店で忘年会。その後地元のワインバー。
タブロイドでまたシャツとチノパンを購入。

2009年12月14日月曜日

252.図書館2

本日も複写マシーン。
上野論文はすごい。
これが学者のレベルか。

2009年12月13日日曜日

251.図書館

図書館で複写マシーンと化す。
ベルトを買う。少し太いか。

2009年12月12日土曜日

250.そんなこんなで

火がついて資料集めとシンポジウム。

2009年12月11日金曜日

249.ねたみ。

知り合いが今度、ある研究会で発表するという。
着実にキャリアを積み上げた彼と、漫然と過ごした自分の差だが、少し妬ましい。

2009年12月10日木曜日

248.衰えた?

飲み会で、ワイン2杯。
地元でもう1軒と思ったが、あきらめ、帰宅。
年齢のせいか。

2009年12月9日水曜日

247.京伝怪異帖

相も変わらず、高橋克彦。
雑に言うと、京伝、源内等の京極堂シリーズと考えていいのではないか、と。
面白いが、田沼・定信あたりの時代はやはり複雑なのだとおもわせる。
鋭い。
「だましゑシリーズの番外編」として楽しい。

2009年12月8日火曜日

246.スーツケース

国内線の機内持ち込みルールが変わるとは聞いていたが、結構甘いと思っていた。
「めざまし」を観たら、厳格である。
ということで、リモワのシリーズを探し始めた。
SALSA PLUSの青がほしいが、廃番商品だという。
残念。

2009年12月7日月曜日

245.坂の上の雲

2回目は面白いです。うとうとしながらみたけど。「JIN」もすごいです。

2009年12月6日日曜日

244.リサイクル

クリーニングのプラスチック・ハンガーを返却。
シャツと不要なスーツをコナカに。
駒沢公園付近のカフェで玄米。
ブックオフで本を処分した。
ダイエットな感じ。
しかしABCでスニーカーを購入し、ユニクロでスウェットを買い、ピザを食べて、結局同じかな。

2009年12月5日土曜日

243.またも雨。

うだうだして、本も読まず。時間が足りない若者に申し訳ない。

2009年12月4日金曜日

242.ファミリーセール

タブロイドのファミリーセールに行った。サンプルとか昨年のモデルとかいろいろあって、うれしいが、1点のみ、コートをゲット。

2009年12月3日木曜日

241.雨のなか

オーダー会に行く。結果、ノーベンツ、三つ揃いと、どうなることやら。雨の銀座はぬれます。

2009年12月2日水曜日

240.合掌

昨日つまんないことを書いた。
今日先輩からのメールで、共通の知り合いが亡くなった事を聞いた。
奥さん、1歳6ヶ月のお子さん。早すぎる。
三年前に会った時に、今度一度という軽い挨拶をしたのみだった。
後悔先に立たず。

2009年12月1日火曜日

239.何をするでもなく。

楽しみもなく、ただ生きる。
何とも情けない。
最近更新されてないブログ、なくなった蕎麦屋、ほしい服。
生きているのか。

2009年11月30日月曜日

238.自遊人&スタミナ苑

情熱大陸とザ・ノンフィクションですごい男を見た。
「自遊人」の編集長の取材にかける意気込みとライフスタイル。不景気にがんばる情熱。
「スタミナ苑」の障害に負けない強さ。
いい加減な仕事はしない。
という二人の姿勢と、最近の自分を比べて反省。

2009年11月29日日曜日

237.ハプスブルグ展

新国立美術館に行く。ベラスケスの王女の絵はすごい。
結構、王家マニアが来ている雰囲気。しかし会場のザッハトルテが売り切れなので、ミッドタウンの林屋で特製性あんみつを食べる。
家では平田牧場のとんかつ。
太る。
亀田をみずに「坂の上の雲」「JIN」をみる。

2009年11月28日土曜日

236.フランス著作権法の制限

早稲田のJASRACのセミナー。
フランス著作権法についての講演を聞いて、権利制限について否定的な見解を聞く。
「複製権と公表権でまとめられるフランス著作権法の権利の性質を考えると、権利制限はカタログ的に限定列挙になる」という説明には目からうろこ。
確かに、総論的な記述だと危ない。しかし日本の場合は逆で、総論的にならざるを得ないかも。
夜は「ゲルマニア」につれてってもらう。

2009年11月27日金曜日

235.あら

あらしゃぶ&ちり鍋を食べる。おいしい。そしてカキフライ。しかし大して飲んでないのに、ダウン。相性が悪いのか。

2009年11月26日木曜日

234.シロタエ

赤坂に仕事で行ったので、帰りに「シロタエ」のチーズケーキを購入。
美味しい。

2009年11月25日水曜日

233.暴雪圏

制服捜査シリーズ。
詰め込みすぎ?

2009年11月24日火曜日

232.巡査の休日

「笑う警官」シリーズ。
予想通り、意外な犯人でした。
以上。

2009年11月23日月曜日

231.おでんや

このお店の名前は内田百閒の短編のタイトルと同じで、「化け物」の名前ですが、東横線で出色の居酒屋。
タコと黒ソエの刺身、そしておでん、日本酒で頂きました。
最近、日本酒が好きで、しかもつまみを少なめで、なめるように酒を飲んでるので、一気に酔っ払いになっている。
まるで「明日の喜多善男」?

2009年11月22日日曜日

230.ベルリン地下世界協会

これは「ユニバーサル野球協会」のような小説ではない。
NHKのドキュメンタリーが本当ならば、あまりに作り物めいた設定なので、そう思う。
ベルリンにはヒトラー時代からの地下壕があり、冷戦期の東西の対立のおかけで、東側からの脱出ルートとなった地下トンネルがあり、それを保存・調査するのが「ベルリン地下世界協会」であるらしい。
番組の最後に「20周年式典」に招かれた各国の指導者はこの地下遺跡を見て、歴史について考えるべきだという代表者のコメントが印象的だ。
20世紀が戦争の世紀だと認識するのは、実はアラフォー以上だろう。
「不毛地帯」や「ベルリン壁の崩壊」に感傷的になるのはきっとそうだ。
20代は21世紀はテロの世紀で、9.11以外にも一般の市民生活を脅かすテロの危険は「24」の中だけにあるのではない。
と感じながら、渋谷・銀座で買い物、脳天気。

2009年11月21日土曜日

229.リサイクル

渋谷西武で夏物のジャケットとブルゾンをリサイクル。買い物券を9枚もらう。
そしてインクカートリッジをヤマダで出して、近所でコロッケとみそ串カツと食パンを買う。
パンについては、同居人に頼まれたパンなんてない!曖昧に頼むなよ。
家に帰って、立浪ベストゲームを観る。
やはり立浪は中日にとって、特別な存在だったのだな。名古屋中華思想め。

2009年11月20日金曜日

228.ヌーボーではなく

昨夜のセミナーのせいで、ヌーボーを軽く飲んで、また夜中に起きて、ビデオ三昧。
『ライアーゲーム2』はもうなかだるみ。
『ブラザーズ&シスターズ』はキャリスタ(アリーの女優さん)というより母親役のすごさに圧倒。
『ヒストリア』は海援隊と独眼竜。
海援隊については、竜馬暗殺後、長崎奉行所、小豆島を占領、分裂していたという史実、知りませんでした。
そしてまた夕方、地元のワインバー。オーナーがきれいな方であるだけではなく、とにかくおすすめのワインが美味しい!グラスでとにかく飲むべし。おひとりなので、忙しくしないように飲むのが大事。

2009年11月19日木曜日

227.JASRAC

JASRACのシンポジウムに行く。このメンバーはどうなのか、と思いながら、夏野氏の「ユーザー目線でビジネスモデルを考えなくては」という意見については、MBA野郎と思いながら、納得。NTTのデジタルサイネージについては何が新しいメディアだと、またもやNTTのひとりよがりだと思う。
そもそも「デジタル配信」の課題は著作権の法的課題よりもビジネス論なのだから、JASRACのシンポジムで取り上げる必要があるのか、疑問である。

2009年11月18日水曜日

226.「おこう紅絵暦」

このシリーズを読んで、誰がおこうをやるべきか、そして左門をだれがやるのか、悩む。
ちなみに、だましゑ歌麿のときは、両方いない設定に変わっていたので、参考にならない。

2009年11月17日火曜日

225.制服捜査

『制服捜査』を読み始める。道警のスキャンダル関連で、駐在に異動した刑事の連作集。
何となく平和な村の裏側というと「ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!」を思い出すが、そんなコメディではない。いずれにしても『暴雪圏』を読んで、判断。

2009年11月16日月曜日

224.フリマとウザワ・駒沢

公園のフリマに行き、その後、たまたま見つけて、宇沢弘文の講演会へ。巨人である。その人に何を求めるか。それは学問上の良心だ。しかしそれを言える強さとまっすぐさは彼が王道を歩んだからか。

2009年11月14日土曜日

223.ごろごろ

今日は何もしい。その感じでずいぶん楽だった。
「外事警察」面白い。

222.同期。

同期飲みをした。新宿まで寝過ごした。恵比寿まで戻った。情けない。

2009年11月12日木曜日

221.残業

長い会議は意味のないこと。結論は先にある。プロセスはいらない。

2009年11月11日水曜日

220.今日も

酔っ払い。しかもラーメンまで。もう一杯のほうがましだ。

2009年11月10日火曜日

219.何となく

タブロイドニュースに行き、地元の「わさ」に行き、ちょいと酔って、雨に濡れた。

2009年11月9日月曜日

218.円楽

NHKの円楽追悼番組の「浜野矩隋」。こういう人情話もいいが、「たがや」が好きだ。

2009年11月8日日曜日

217.のんびり。

昼寝してのんびり。
お忙しい人々に申し訳ない。
しかしこれが楽しい。

2009年11月7日土曜日

216.王様の仕立て屋

スーツの手入れが気になって、再読。
ブラシか。

2009年11月6日金曜日

215.週末。

何もしない週末というのは、楽だけど、不惑を過ぎるとなかなかしみる。
何をするのか、そしてどう楽しむか。

215.週末

穏やかな週末な予感でいい感じ。

しかし日本シリーズはどうなる?

2009年11月5日木曜日

214.スーツ

スーツを下ろして、そしてまたお店の販売会に行き、いい生地を見せられて、それでも我慢して、銀座ITOYAでリフィルを購入して、しかも巨人が負けてて、気分が最高だったのに、結果は最悪でした。

2009年11月4日水曜日

213.やはり気になる。

野球が終わっているのだが、巨人が負けるとうれしい。

2009年11月3日火曜日

212.残念

待ちかねていたベストがお店に入荷したと思ったら、大きすぎて、色もイマイチで購入断念。
昼食は銀座の「エル・ペロ」というスペイン料理屋。
おいしい。
その後は日本民藝館へ。何故にこんなに集まるのか。

2009年11月2日月曜日

211.同期

同期と飲む。
しかしながら、なんとなく同期が多すぎることも気づまりになる。
会社からもそうなのだろう。
しかし酔いました。

2009年11月1日日曜日

210.それでも戦争を選んだ

加藤陽子著「それでも戦争を選んだ」。
高校生を相手にした近現代史の講義というか講演録。
山川教科書よりもこちらを読むべきだ。

2009年10月31日土曜日

209.朝がゆと講演会

近所の和菓子屋でお粥を頂く。
そして早稲田大学で、著作権事件の大家中村稔弁護士の講演を聴く。
「俳句添削事件」の「事実たる慣習」という抗弁は、彼の主張であるという。
そしてその論旨というより、「江戸時代より続く伝統」という経験上の知識に納得。
まだまだ私は浅い。

2009年10月30日金曜日

209.スーツとネクタイ

受け取りました、スーツ。
そしてネクタイ選び。
あとはいつ着るか。

2009年10月29日木曜日

208.打ち上げ

数年間の仕事が終わり、肩の荷が下りた。
よかった。
いろんなことの区切りだ。

2009年10月28日水曜日

207.忙しくて

なかなか銀座でイージー・オーダーしたスーツを取りにいけない。
早く行きたい。

2009年10月27日火曜日

206.インフルエンザ

季節性だが、予防接種をした。
これはおまじないだろう。

2009年10月26日月曜日

205.黒部2

今日も黒部。室堂までいきたっかたが、雨ということもあり、ダムまでで我慢。
しかし凄いダムだ。先人を尊敬。
高瀬渓谷の七倉ダムにもいって、紅葉。
こちらもよし。

2009年10月25日日曜日

204.黒部

信濃大町温泉郷に今日から来ている。
温泉の温泉も適度で心地よく、地酒も露天風呂の横にあり、いい気分。
しかし気になるのは明日。
黒部のどこまで行くか。

2009年10月24日土曜日

203.終わった。

野球シーズンが終わった。
しかし3回で終わるとは。

2009年10月23日金曜日

202.悪夢。

井端のエラーというよりは、浅尾が中継ぎ向きではないということでしょう。
逆転してタイに戻すかと思ったのに。

2009年10月22日木曜日

201.あちゃー

チェンが!
その後もパヤノとか。
どうなの。

201.あちゃー

チェンが!

その後もパヤノとか。

どうなの。

2009年10月21日水曜日

200.初戦

取り敢えず勝った。
明日はどうか。
「広重殺人事件」はからくりよりも研究者ってせつない。

2009年10月20日火曜日

199.のんびり

野球がないので、不毛地帯。
毎回見るが、どうだろう。

2009年10月19日月曜日

198.快勝

取り敢えず良かった!
プロ野球ニュースは保存版。

2009年10月18日日曜日

197.HIGASHIYA

近所の和菓子屋でお茶。
そして、クライマックス。
辛勝。
よかった。

2009年10月17日土曜日

196.牡蠣

祐天寺の牡蠣小屋へ友人と。
うまい。しかし帰ったら、まさかの逆転負け。
寝覚めが悪い。

2009年10月16日金曜日

195.ゴッホ

「ゴッホ殺人事件」(高橋克彦)を読了。
壮大なスケールのわりに、やはりの展開。
しかし弟のテオはゴッホを殺したのか?
そこはあくまでも、読者の考え次第。

194.同期

同期で新橋で飲む。久々に終電やばく、恵比寿からタクシー。
帰宅してすぐ寝る。

2009年10月14日水曜日

193.20世紀少年

結末はとってもわかりやすい。しかし三部作の最後としての勢いはどうか。
雨の中、帰って、今日も「Numbers」。

192.近所の中華

松茸の春巻き、坦坦麺といういつもの料理に加え、やたらとお酒をすすめられ、すっかり酔う。
そのまま「Numbers」を観て、寝不足。

2009年10月12日月曜日

191.なんだか。

女神祭りのバザー、銀座での買い物、新丸ビルの蕎麦と三連休なのに、結局普段の休日。
年末はしっかり休むことを誓う。

2009年10月11日日曜日

190.私は観た!

S×D最終戦で、吉見勝利かと思ったら、逆転ホームラン。しかも17分の抗議が遅延行為とみなされた落合監督は退場。
この打球は三塁側内野席からは、はっきりホームランだと確認できた。
しかし塁審の判定に間があったこと、リプレイ映像が疑惑を増したこと等運営上の問題と考える。
また打たれた山井はもう浮かび上がれないかもしれない。
落合に無駄はない。
ちなみに、ファミリーも応援してました。

2009年10月10日土曜日

189.祭り

近所は女神祭りですごい人手。
仕事を終えて、めちゃイケを観る。
すばらしい。

2009年10月9日金曜日

188.家ですき焼き

この秋、初の家鍋。同居人に感謝。
しかも明日は仕事で三連休もほったらかし。
ごめん。

2009年10月8日木曜日

187.銀座の本屋

台風一過。八重洲から銀座へ本を探す夕方。スタジオ・ボイスの最終号は新教堂にあった。
八重洲にはない。
この事実、重い。

2009年10月7日水曜日

186.明日は台風

ということで、わくわくする。台風クラブ。相米合掌。

2009年10月6日火曜日

185.写楽

高橋克彦の「写楽殺人事件」を読む。写楽モノでミステリーで、しかも学会内の争いが根底にあるという作品。こんごいくつか読んでいく作家だ。

2009年10月4日日曜日

184.スーツに+J

銀座のSAWAMOTOの展示会に行ったら、友人にばったり。今回は茶系の掘り出し物をイージーオーダー。ご褒美です。さらにユニクロのジル・サンダー監修のシャツを購入。買いすぎだ。

2009年10月3日土曜日

183.ハマスタ

ここでもミスター・ドラゴンズは大声援だった。

2009年10月2日金曜日

182.1年ぶり

久々の仲間と六本木の大衆居酒屋、しかも住宅街の中に行った。
やはりこの人たちは楽しい。

2009年10月1日木曜日

181.3年越し

3年越しの仕事が終わった。

2009年9月30日水曜日

180.引退

ミスタードラゴンズが引退した。
そして自分のここ数年の仕事の区切りをつけるイベントが終わった。
僕も引退したい。

2009年9月29日火曜日

179.飛車角落ち

飛車角落ちだと大勝。普通にでるとどうなる?
「ジャパン・プライド」。高揚感がない。

2009年9月28日月曜日

178.「天地人」

初めて観た。あまり面白くないが、次回以降は関が原以降の直江兼続を知りたかったので、来週もみるか。どうせナイターもないし。

2009年9月27日日曜日

177.引退に

昌滅多打ちされ、惨敗、井上一樹引退と何ともやりきれない。
「同和と銀行」については、読後感も宜しからず。

2009年9月26日土曜日

176.逆転

なぜか大逆転。びっくり。

2009年9月25日金曜日

175.新参者

東野圭吾の「新参者」を読んだ。
日本橋署に異動した加賀恭一郎。
殺人の被害者の周辺の下町の人々の「ある事情」と人情。
時代劇か。
しかしこれも彼のアイデアマンなところ。

2009年9月24日木曜日

174.ながとろ

ながとろに行った。川と涼気。最後に温泉。秩父鉄道のローカルな感じがよい。
しかし温泉で胴上げ直前までみてしまった。
また怒った。
帰りはとぼとぼ、電車を乗り継いだ。
池袋西武で本を大量買い。
近所で焼き鳥。

2009年9月23日水曜日

173.怒り

情けない。
8月末の三連戦で、ローテを入れ替え、三連敗。そして広島にも三連敗。
ここで朝倉はくさった。川井はつぶれた。
そして先週、ネルソン先発で、ベイに負け越し。
イや森野の守備の乱れ。
主砲やクリーンナップが打てないのはしょうがない。
しかし投手と守りは?
ローテは?
Dらしさを失って負けるなんて情けない。

2009年9月22日火曜日

172.数学ガール再び

「数学ガール」の原作をようやく読んだ。
やはり数列、積分あたりになるともう投げだしたくなる。
それは飛ばして・・・、このあたり数学に弱い人間だからだろう。
だから数学がリアルなものではなくファンタジーにおもえる。
ところで、他人の読んでいる本をのぞいたり、わざわざ手にとって見る人がいるが、ちゃんとしおりの位置を戻してほしいものだ。
いい加減なところに戻されると、特にこういう本は困るのです。

2009年9月21日月曜日

171.ドーム

ドームで昌で空中戦という予想通りの展開。奇跡は起こらない。
三連敗でもいいチームと1勝はしたいチームの違いだが、Gはたぶん明日の胴上げを求められているから、手を抜かないだろう。
ブランコ、森野をマークされればこんなチームだ。
夜は新丸ビルの「石月」という蕎麦屋。
屋上で東京駅を見る。
高速回転で動く毎日をみつめるにはいい場所だ。平日は人の波。休日は古いドームが見える。
みんなでワインで騒ぐには手ごろな場所だ。

2009年9月20日日曜日

170.ショック

中田で負けて、というより、イの守備とか森野のエラーで負けたわけで、納得できない。
夜は「ON」。誕生から半世紀。しかし私の世代でもONじゃない。

2009年9月19日土曜日

169.わさ

昨日の発表で、少し向学心に燃え、「同一性保持権」を洗い直したわけだが、やはり鉱脈はなく、歴史的考察にももはや余白を読むレベルだ。
しかし昼間の試合は、結局夜からのこのこ外出するから不毛な休日になる。
勝ったからいいが、かなり危ない勝利。
そして近所の「わさ」というお店の中華。
相変わらずカジュアルで美味しいが、予約を入れないと厳しいのが残念。
先週も行きたかったが、入れず。そして1週間の休業。
待望のタンタンメン。腸詰、ウニとホタテの揚げ餃子、白菜の炒め物等。

2009年9月18日金曜日

169.研究会

判例研究会。
報告者の資料が詳細で参考になった。
議論については着地できないテーマだった。一番論文にしてはいけないものだが、しかし入り込んでしまうものだ。共感する。
ネルソンで痛い1敗。

2009年9月17日木曜日

168.岡田と江夏

タイガーズというチームはやはりOBにとっても特別なチームなのだろう。
タイガーズ愛一色で二人が語っている。
しかもオフレコなのかそれとも常識なのかはっきりしないくらい遠慮の無い対談になっている。

2009年9月16日水曜日

167.いらいら

今夜は負け。Gが負けたのに、これでは虎に申し訳ない。
「岡田・江夏」の本を読み始めた。

2009年9月15日火曜日

166.取り敢えず初戦

岩瀬が危なかったが、勝利。

2009年9月14日月曜日

165.同期

今野敏の「同期」を読了。
組織の構造は面白かった。
しかし謎ときとしてはいまいち。

2009年9月13日日曜日

164.だましゑ歌麿

昨晩放送された「だましゑ歌麿」はなかなかよく出来ていた。
最初の歌麿の浮世絵の制作風景のシーンがすごい。
枕絵を描く時に、となりの部屋からのぞいて描いてるんですよ!
そういえばそうか。

2009年9月12日土曜日

163.あわや

鉄人・岩瀬が乗り切って、つばめに連勝。
2009.9.9に関連して制作されたBBCのビートルズのスタジオワークのドキュメンタリーを観た。
情報に新鮮味はないが、ジャケ写とそのコラージュだけでよくここまでやりきった、という感じ。
メンバーの肉声があるのだから、それで十分か。
ちなみに、私はポールとジョンの声の区別さえつきません。

2009年9月11日金曜日

162.続・桜庭

昌で勝った。
「ファミリーポートレート」読了。
家族とは、絆とは、よく書けているが、詰め込みすぎだ。
完全な人間には物語なんていらない。
しかし完全な人間なんていらない。
これは中に出てくる編集者の言葉。
執筆が闘争であるこの作家に、それでも期待と感謝。

2009年9月9日水曜日

161.忘却の構造

備忘録替りのこのブログだが、そこに書く前に忘れてしまったネタがある。
残念、しかし所詮その程度、いやこれは忘却の始まり。。。と考えていたら、少し思い出したが、また忘れる。
困ったものだ。

2009年9月8日火曜日

160.川上弘美は身につまされる

NHKの番組で和泉式部のことをやっていて、同居人が感じ入ったようだ。
その時に当時の宮中は今の文壇だなんて口走ってしまったのだが、その雰囲気と違うように感じるのは、川上弘美で、何ともゆるい文章だけど、たまのひとことが怖い。
身につまされる感じで読む。

2009年9月7日月曜日

159ふたりの作家。

角田光代の「八日目の蝉」まで買ってしまったときには、ブランチの書籍コーナーには影響される自分が嫌になった。もちろん面白く読んだ。
そして桜庭一樹については、「ファミリー・ポートレート」を今読んでいる。物語的視点からは、「八日目の蝉」と同じだようなあと思いつつ、ふたりはどう思っているのか。
当然細部や設定や語りの視点は異なるが、何かが共鳴している。
それが何か、具体的に指摘できないが、後半部を読めば明らかになるのではないか。

2009年9月6日日曜日

158.地元

地元の寿司屋でランチ。和菓子屋でかき氷。ようやく勝ったドラゴンズ。

2009年9月5日土曜日

157.バーというところ

休日なのに仕事となり、打ち上げまでやって、あとは地元のバーで一杯と思ったが、その元気が残ってなくて、ガリガリ君をコンビニで買って食べた。
弱い。そして太る。
あの薄暗い空間で考えたり、何気ない会話をしたりするのは唯一の息抜きなのだが、それすらおっくうになるとは。
固まる。

2009年9月4日金曜日

156.どう過ごす

もうすぐシーズン終了だから、秋・冬の過ごし方を考える季節だ。
学問の秋というが、秋から都合よく始まる講座なんてないから、どうするか。
「新釈・現代文」「古文研究法」という受験参考書が再び注目される現象を考えてしまう。
なかなか再発見もある。

2009年9月3日木曜日

155.まさかの三連敗。

日帰りで温泉に行き、豪徳寺の蕎麦屋で飲んでたら、三連敗。
全くショック。

2009年9月2日水曜日

154.もちろん

負けなので、以上。

2009年9月1日火曜日

153.まさかの

負け。
これ以上なし。

2009年8月31日月曜日

152.マジック消滅

Gのマジック消滅。民主の308議席。
どちらもこんな一時のもの。単に優勝争いとか政権を担当できる資格を得ただけだ。
それをうまくやるも何も、これから。

2009年8月30日日曜日

151.選挙制度

同居人と比例区の投票について話していて、勢いのある政党への投票について、ブロックの候補者が足りなくなる事態があり、結果として第三党に議席を与える結果となることを話したら、ちょいと機嫌が悪くなった。
私はこの「小選挙区比例代表並立制」というのが良くないのではないかと思っていて、この制度だと結局、小選挙区制だから、今回のような風が吹けば政権交代し、簡単に絶対多数となるし、そうでなければ第一党が相変わらず政権を維持することになる。
比例代表の部分は単なる調整部分だ。
私はドイツ連邦議会の小選挙区比例代表併用制の方が魅力的だ。
詳細は
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84%E9%80%A3%E9%82%A6%E8%AD%B0%E4%BC%9A

・全国の比例代表の得票で各党の議席を決める。(少数分立を防ぐ阻止条項がある)
・具体的な当選者は小選挙区での投票の勝者になる。
かなり、はしょった説明だが、数を決めるのは比例代表で、顔を決めるのは小選挙区という制度は魅力的ではないか。
もちろんこんな制度なので、比例での獲得議席と小選挙区での当選者数とが一致しないことが多く、その場合は超過議席となる。
たとえばA党の獲得議席が6なのに、小選挙区で7名が当選したら、この1名分が超過となるが、その分、議員の総定数が増えるだけで、特に大きな問題とはならない。
どうでしょう、こんな制度。

2009年8月29日土曜日

150.2連勝!

同点になったときは、いやーな感じだった。
しかしブランコが打ってくれました。
山井も投げました。
岩瀬勝利、山井セーブってあの日本シリーズの逆ですなあ。

2009年8月28日金曜日

149.夏の終わりに

神宮では苦しみながら、勝った。
日本では8月が終わり、夏休みが終わると、あと4ヶ月で一年が終わる。
夏の混乱も秋と冬に平衡状態になる。
砂だらけのビキニのお尻もタイトスカートにくるまれ、お行儀よくカフェの椅子に納まる。
プールサイドのライブが終わり、水面に浮かぶ花びらを見て、秋を感じる。
長雨続きで上昇しなかった気温も、不完全燃焼な白い肌も、冬までは焦燥感を持ち越さない。
秋は微熱でなく平熱で、冬はちょっと低めで楽しもう。
携帯・ペットボトルでだらだらする生活の中で、季節が平準化する時代だから、季節を区切ろう。
この作品の季節もやはり8月末で、ジャケットだと少し暑くて、でも塔の冷房にはシャツだけだと寒いという感じだ。
ちなみに神宮では、シャンパンにはトリッパといきたいところだが、ジャガリコ。岩瀬登場に安心して眠って起きたら、浅尾で勝っていた。
これくらいの夜の神宮は最高だ。

2009年8月27日木曜日

148.ローテーションを問う

天王山といいながら、ローテーションを替えてまでして連敗だとすると、ショックは大きい。
チェンで五分だから、あとは苦しい。ならば、朝倉・川井でも一緒ではないか。
ヤクルトにも計算できなくなるくらいなら・・・と思うが、それが落合采配ならば、これもまたしょうがない。
所詮、私も落合信者だ。

2009年8月26日水曜日

147.3月のライオンを問う。

最新刊が出たから、早く読みたいのだが、ネットで別の本と一緒に買ったので、その本が発売になるまで読めない。
というわけで、1・2巻を読み直しているわけで、「ハチクロ」だと苦手な画風が、何となくなれてくる。
将棋モノは結構あるけど、とにかくいいです。
主人公に無縁な日常のふわふわした感じが、川面の水滴のように、徐々に、彼の心に広がるが、突然それが切り裂かれたりする。
その心の軌跡というのは、ふだんあまり意識しないのだが、この作品だけは気になる。

2009年8月25日火曜日

146.対話の不可能性

自分の意思が伝わらないということが大半だと、伝わる可能性をほとんど期待しなくなるもので、
私の場合、伝わらないという前提で話し、書く。
対話の不可能性を前提にする対話ってなんだろう。

2009年8月23日日曜日

145.すみ多のイートイン

渋谷西武のA館のB1にあるすみ多のイートイン。
ここは烏骨鶏の卵かけ御飯セットがあって、税込1,250円と高いのだがを、これに日本酒とふぐのひつまぶしに入っている焼きふぐを単品で頼むとなかなかいい気持ちになれる。
しかしここも今月一杯だとか。
残念。

2009年8月22日土曜日

144.セリーグを問う。

こんなに、極端な試合ばかりで一体何が起きているのか。
知人がセリーグは、「巨人と巨人に負けるための球団で構成されている」といい、あるドラゴンズOBは、「1970年代までは、優勝しようという球団は巨人だけだった」という言葉はあるにせよ、こんな極端な結果になるだろうか。
MLBに行った選手と行けなかった選手という区分しかない現在の野球界にはそんなことはあたりまえなのか。
ちなみに、スポーツには著作権は無い。しかしそれにまつわる一般的権利はある。中継映像には著作権はある。
だから今日のコメントも、この物騒なブログのタイトルにも当然含まれる。

2009年8月21日金曜日

143.Dを問う。

カープの嶋選手は、D戦にやたら強いそうだ。
Dのイは、カープ戦にやたらといい。
ということで、お互いのファンは、Dとカープ戦でしか見ないから、それぞれの選手の実力を過大評価しているらしい。
我が家の野球主婦は、ここ数年に限定すると、おそらく日本で一番野球を観ている部類なので、解説者以上に選手の状況を知ってたりする。
データまみれの現代の野球では、隣の主婦が馬鹿にできない。
そしてブログに書く。
不思議な話だ。

2009年8月20日木曜日

142.自堕落な生活を問う

何とも、歯医者が苦手で、会社の誕生月歯科検診だけでも気がめいる。
さらに歯周病気味とか軽い虫歯とかもみつかり、ますますブルー。
検診自体は、一昨年までは特に指摘されなかったのに、去年から相当言われるようになった。
知り合いのブログを読んだら、「「ひみこのはがいーぜ」について書いてあった。
もっと前から実践してればよかった?

2009年8月18日火曜日

141.鶴屋南北を問う。

「鶴屋南北の恋」を読了。
これは父子とその愛人の三角関係を「芝居の国」の住人の物語として、完成。
刺激を受ける。

2009年8月17日月曜日

140.写楽を問う。

写楽モノというのは、歴史モノの定番だと思うのだが、『寂しい写楽』というのは謎解きではなく、その周辺の人物の写楽体験の物語。
面白いのだが、読後感のそれなり。
やはり、写楽は誰なのかが一番面白い。

2009年8月15日土曜日

139.「○○のイチロー」を問う。

韓国のイチローは「イ・ビョンギュ」。何と鉄平は九州のイチロー。
本家を取れずに、いろんなイチローを欲しがる某球団の連勝と今日からの連敗の話ではない。
「○○のイチロー」という表現・売り文句の場合、さすがに「イチロー」は権利主張できないだろう。
商標権、商号、人格権としての名誉権、パブリシティ権・・・いずれも単なる比喩的表現の範疇だと無理だ。また別論としてイチローという存在があまりに一般化して、イチローのイメージがほぼほぼ安打製造機を一般的に表す表現として定着し、普通名詞化したという主張もある。
「畑のチーズ」と同じくらい一般的である。
その一方で「大間のマグロ」のように、地名+普通名詞でも商標として認めるべきではないかというブランド化したものもあり、隣国では登録されそうなものもある。
このあたり、言語学と知財の交錯領域で、講学的には大した成果がない。
結局、どこまでなら、便乗ですむかどうか。そして何よりも便乗された方が、許せるか、しかないので、厄介だ。

2009年8月14日金曜日

138.飲み屋

渋谷の飲み屋へ。地酒と食い物、たまに小さなゴキブリ。
大好きなタイプだ。古い渋谷の感じ。
気づいたら、中日も勝っていた。

2009年8月13日木曜日

137.tasting

昨晩は、夕食代わりに、渋谷西武のB2Fのヴィノス・ヤマザキへ。
スパークリング・ワインのセットと、白と赤をテイスティングサイズで1杯づつ飲む。
ここはワインショップのイートインなので、適度にゆるくて、酒が安くて、穴場なのだが、隣の会社員・OLの二人組みの話がつまらなくて、30分弱で退散。
渋谷西武の地下は、どの店もすいてる。しかし美女がなぜか多い。
なぜだ。

2009年8月12日水曜日

136.なぜか

虎が弱いとしか思えない。
ベイは、燕にさえ勝てなくなった。
鯉もこれじゃあ追いつけないか。

2009年8月11日火曜日

135.高杉良

会社のもめごとと社内恋愛については、高杉良的感性で解釈して、それから自分の感性で解釈した結果と突合するのだが、今日読んだ「ザ・ゼネコン」が嫉妬とか劣情が足りない。
でも足りないと思う自分が情けない。

2009年8月9日日曜日

134.勝ったけど

昨日の仕事のつながりで、横浜に行けず、テレビ観戦。
同居人が不機嫌だったので、近所のケーキ屋でケーキを買う。
私が嫌いな「欧米か!」というくらいの濃すぎるケーキ。
よくわからん。

133.しまらない。

休日出勤に逆転負け。最低だ。

2009年8月8日土曜日

132.You

教育テレビ50周年で「若い広場」と「YOU」の放送をやっている。
あんなに好きな番組だったのに、見てなかった特集だったことに驚き、かつつくりが雑だったことに驚くが、当時の距離感にもっと驚く。
例えば、YMOのゲストの回では当時のマイクの性能かもしれないが、三人がおそろしく近く話している。
いまだとこの近さは無い。
(ロフト・プラスワンよりも近い)
またRCの時は、RCのライブを観ている清志郎とチャボのトークという限界ぎりぎりの感じがどきどきした。

2009年8月7日金曜日

131.やっぱり

負けた。
「数学ガールズ」のコミックを読んだ。
これは原作も読まねば。

131.やっぱり

負けた。

「数学ガールズ」のコミックを読んだ。

これは原作も読まねば。

2009年8月6日木曜日

130.計算外に勝ったので

昨日は、朝倉で計算外で勝ったので、今日はすこしどうでもよくて、でも雄大で勝たないと、誰で勝つのか、ということもあり、試合前に複雑だ。

2009年8月5日水曜日

129.「ニッポンの思想」

佐々木敦にも注目してきたのに、初めて著書を読んだ。
前半部は懐かしく楽しい。
後半の「ゼロ年代」は全くわからなかった。
思想回帰してみようか。

2009年8月4日火曜日

128.フェス

あらいぐまラスカルの次の鉄板ネタが、小倉智明で、その次が、ブランチの優香だ。
谷原「夏休みはどうしましたか、優香ちゃん」
優香「フェスに行ってました。」
さて、周りは意外とフェスに行ったり、TVで観たりの8月だ。
こちらは「1Q84」だ。朝の3時に起きて、4時までで、どうにか読了。
村上春樹の変奏は続く、そしてbook3はあるのか、無くても別にいいだろうが。
最後に、1984年当時になかった言葉もありますという注意書き。
本書で初めて笑った。
ちなみに、本書は構造的には全く伸びていないのに、頁数が増えていることについてはどう考えるか。
書かなくてはならない部分が増えているのだろう。
というしかない。

2009年8月3日月曜日

127.延長で・・・

唯一行かない日だけ、勝つ。
神宮とはなんと相性のよくないこと。
「1Q84」は週末だけでは終わらず、どうしよう。
一気に読むのが最高なのだが。

2009年8月2日日曜日

126.金曜日のこと

神宮で負けた後、当てにしていた店にふられまくり、近所の居酒屋にいった。
まあ悪くない店なのだが、隣の二人が最低だった。
・帰国・バイリンガル同士。
・前日に飲み会で知り合った。
・日本語よりも男はフランス語、女は英語のほうが得意らしい。
・とはいえ、漢字が読めないだけで、妙に慣用句には詳しい

女は一重で、声は吹石一恵、金色のノースリーブでただかぶっただけのワンピースを着ている。
男は紺系の半そでポロ。
やがて、付き合った男の国籍を言わせられて、イギリス、フランス、韓国、韓国、日本、イギリスとか、
どうも昨夜は途中英語交じりで会話していたらしく、その後の記憶は。。。
ほとんど改めての自己紹介で、昨夜の記憶はdeleteしたい過去らしく、でもそうだとしたら、こんな時間まで一緒にいて、また飲んでるって何?という感じで、ある夜出会って、そしてそれから1日ちかく一緒にいるだらだらした感じがない私のような中年にはなんとも納得がいかない二人だった。

2009年8月1日土曜日

125.IQ

読み始めた。しかし蝉の音がうるさい。
何か村上春樹との違和感が。
そしてやっぱり。
「ダンス」は10月、「国境」も10月、「ねじまき鳥」は4月に発売されており、今回のように夏に発売された作品がないから、夏に読んだ記憶がないのだ。
ただし三部作は文庫で読んだので、高校3年の夏に読んだから、これは夏の作品だ。あの時の参考書の匂いも覚えている。
作品も結局読者のものか。

2009年7月31日金曜日

124.やり返した

川井はついてる。
今日は神宮。
雨天中止がいいなあ。。。

2009年7月30日木曜日

123.逆にやられた。

昨日は勝ち、今日は逆に御返し。
しかし打たれ方がだらしない。
知り合いのブログの更新頻度が上がっている。
しかも大活躍の予感。

2009年7月28日火曜日

122.快勝

ホームランとはいえ、勝ちは勝ち。

2009年7月27日月曜日

121.「官僚たちの夏」

城山三郎原作はNHKが限界。山崎豊子は民放でも成功する。
城山三郎だと背景が難しいし、ドロドロがないし、お色気なんて絶対にない。
山崎豊子には全部ある。

2009年7月26日日曜日

120.新聞が消える日

昨日と同じNHKのドキュメンタリー。
米国で地方紙が消えた。
原因は、情報言論というものに払うべきコストを有意義と考えない生活者が増えていることに尽きる。
そもそもMBAとか取得したそれなりの知識人といわれる人たちがそういう傾向を持っていることが何とも残念だ。

2009年7月25日土曜日

119.Democracy now

米国の市民発テレビ「Democracy now」のドキュメンタリーをNHK-BSで観た。
ちなみに、このテレビ局は郵便局を改造したレンタルスタジオでやっていて、メイクルームは、バスルームということ。
全てを映すメディアにはメイクはやはり必要なのか。
活字も文章を整えるように。

2009年7月24日金曜日

118.hair cut

バーゲンに行き、髪の毛を切った。
そして目黒のとんかつ・とんきに初来店。
カウンターの中が流れ作業に便利な通り、異様に広い。
20分弱まち、ロース定食を食べる。
揚げる職人、運ぶ人、プロだ。

2009年7月23日木曜日

117.日食

昔から皆既日食がみたかった。
一生に一度と思っていた。
今回はテレビで見たが、何ともすごい。
次回は見れないんだろうな。
確かにエリカ様を口説くにはこれしかないだろう。

2009年7月22日水曜日

116.宇宙一強い

ちょっと居心地が悪い。

2009年7月21日火曜日

115.強い

ラストイヤーとはいえ、強すぎる。

115.強い

ラストイヤーとはいえ、強すぎる。

2009年7月20日月曜日

114.sunday people

川井が10連勝。チームで勝った。しかし課題もある。
藤井の走塁、川井のスタミナ、岩瀬の初球。
すっかり野球日記。

2009年7月19日日曜日

113.songwriters

NHK教育の佐野元春の番組である。音楽版「アクターズスタジオインタビュー」。
「ポップスの作詞家は現代の詩人である」というコンセプトの基、准教授ぽい佐野元春が先輩アーティストに作詞の技法とか制作の舞台裏をインタビューする。収録は立教大学。
「アクターズスタジオインタビュー」の聞き手は誰という疑問があり、アカデミー賞のレッドカーペットのレポートをしているのをみたことあるが、この番組は天下の佐野元春である。
一人目は小田和正、二人目はさだまさし。三人目は松本隆らしい。
好き嫌いは別として背負ってしまう時代の空気を懐かしむ。
技法研究ぽくしているが、所詮オヤジいじりである。アラフォーにはとっても面白い。
桜井とか桑田とか絶対出てこないから、うれしい。
しかも「生まれ来る子供たちのために」とか「言葉に出来ない」を取り上げる。「檸檬」「まほろば」を語る。
この手の番組はイラン版とか見たいし、数年後にサンボマスター司会でみたい。
残念なのは立教大学なので、学生がイマドキであることだ。彼らがアラフォー趣味につきあうことはない。もっと今しかできないことがあるはずだ。

2009年7月18日土曜日

112.スタバとD

ハマスタも神宮も選手のバスが信号待ちをする場所にはスタバがある。
スタバはその町の新しいオフィスビルの1Fにあるから、開発されやすい通り沿いにあるから、偶然だけどそうなる。
勝った日にはうれしい。負けた日には確認する。
これは儀式だから。
勝ちました。

2009年7月17日金曜日

111.フェチ

かなりフェチ心が有る。いやあった。

下着とかスカートとかリボンとか。

しかし最近は年を経り、若さに眩しいから、そんなことより皮膚感覚が大切で、フェチもなくなりつつある。

著作権的には「権利濫用」の抗弁フェチだ。

ちなみに、フェチとかSとかMとかの性癖は巷の飲み会ネタになるものではない、厄介だが一生付き合う病気だから、簡単に語れるものではない。

2009年7月16日木曜日

110.連勝

途中までのシーソーゲームが均衡が崩れ、一方的な勝利。

2009年7月15日水曜日

109.今日は

旧法の施行日らしい。
現行法は毎年のように改正し、複雑になっていく。
何を守り、何をあきらめるのか。
新法では哲学があるのか?

2009年7月14日火曜日

108.負けた!

しまらん感じで、ヤクルトにおつきあい。

2009年7月13日月曜日

107.薬

帯状疱疹の薬は本当に効く。こわい。
川上未映子の情熱大陸。
こういう、ふりふりしてて、おかっぱで、なにげに胸元あいてる女子に弱い文学親父という印象だ。

2009年7月12日日曜日

106.三連勝

投票を忘れた。また帯状疱疹が出た。つらい。

2009年7月11日土曜日

105.連勝

なぜ、こんなにうまくいくのか?
広島は大変だ。

2009年7月10日金曜日

104.B×B

田中マー君が、ブラン娘とフライデーされた。そしてブランコはサヨナラホームラン。
バーゲン、判例研究会、そして久々飲み。
いいことばかり。

2009年7月9日木曜日

103.連敗。

だらしない。なぜこんなに燕に弱いのか。
まったくわからない。

103.連敗。

だらしない。なぜこんなに燕に弱いのか。

まったくわからない。

2009年7月8日水曜日

102.いいとこまでいったけど

負けでした。
やはりヤクルトにはだめなのか。
飲み会もうまく調整つかず。

2009年7月7日火曜日

101.大勝利。

3イニングだが、濃い内容だった。
福田の初本塁打、七夕なり。

2009年7月6日月曜日

100.なのに。

取り立てて面白い話があるわけでもなく、悩みは深い。
コピライトの松田弁護士の講演、タイムリーである。

2009年7月5日日曜日

99.連勝

よかった。
しかし知り合いのライブには行けず、そして近所の中華に入れず。

2009年7月4日土曜日

98.Gに勝った。

BRUTUSがG特集の中、Gに勝ちましたよ。
隣町までいき、乾杯しました。
おしまい。

2009年7月3日金曜日

97.謎

浅田次郎にもでてくる女郎屋がある。最近騒がしい。
なぜこのタイミングなのか?
噂はあるらしいが。
政治か、しのぎか?

2009年7月2日木曜日

96.謎。

『龍馬の暗号』読了。
犯人は、意外な人物、そして意外な組織。
納得できないが、反証できない。
確かにあやしい。

2009年7月1日水曜日

95.花神

引き続き、司馬。
仕事に行き詰ると「花神」のあとがきを読む。
自分の仕事観がぶれたときに、ひきしめる。
しかしそのたびに発見がある。
「自分の人生は何か暗い」という主人公の言葉を発見して、自分と似通っていることに驚いた。
しかし「古来、中国では、花咲かじいさんのことを花神という」という有名な一節には未だに感動する。

2009年6月30日火曜日

94.龍馬の暗号

『龍馬の暗号』を読んでいる。
坂本がフリーメーソンだったという。
先日NHKで放送された「ヒストリア」でも何となく匂わせていた。
私はかつて小学生時代に、『竜馬がゆく』を読んでからの「龍馬ファン」である。
何度か、『竜馬がゆく』を読み直してもいる。
そのあたりを同居人に話したら、「そんなの、長崎のグラバー邸に行ったときから私は気づいてたよ。」だって。フリーメーソンのマークがあったこと、そうでなければできない坂本の仕事、そして歴史の舞台となったあたりのだだならぬ雰囲気。
何とも複雑。

2009年6月29日月曜日

93.君は何を見たか?

君は何を見たか。
そして何を求めているのか?
もう、転換のときだろう。
君のこの一瞬は取り返せない時間なのだ。
この時に何をしているのか。


しかし、私は何をしている。

2009年6月28日日曜日

92.six sense

六連勝。信じられない。
昨日のつかれで、もうだめ。

2009年6月27日土曜日

91.離宮

知り合いの別邸の内覧会にお手伝いで行く。
有名美人建築家の事務所のスタッフはみんな草食系で、女の子はたくましい戸田恵理香という感じ。
楽しい。
ここで、オーベルジュとかいいと思う。

2009年6月26日金曜日

90.Dead or Alive?

知り合いのライブに行く。
ほとんど、最近この手のイベントに行ったことがなかったので、物珍しい。
充実。

2009年6月25日木曜日

89.野球かベースボールか。

明日まで、ペナントレースはお休み。
川上はなんと打球を受けて、三回で降板。
福留は1安打。
退屈な夜。退屈な飲み会。会いたいのは君だけ、という相手もおらず。

2009年6月24日水曜日

88.生物

『生物と無生物の間』を読み始めた。
これは美しいテクストだ。

2009年6月23日火曜日

87.ハゲタカか腐蝕列島か

『ハゲタカ』は結局、M&Aという道具立てを使ったハードボイルドだから、主人公は悩まない。
『金融腐蝕列島』は銀行員といえど、一介のサラリーマンだから、悩む。
失敗もする。悩みながら、法のすれすれのところをこわごわ歩いたりする。
同じような事件を下敷きにしながら、読後感が異なるのは、「悩む」の一点につきる。
ビジネスの現実解は、絶対的なものではなく、ある種、相対的で、その場面の最善とみんなが信じることをやっていくしかない。たとえ、明日になったら、最悪だとしても、今日、最善だったら、やる。
そのために、いろいろと悩む。弱い、しかしもてる。
このあたりが、通勤電車のお供だからか。
高杉良はタダモノではない。

2009年6月22日月曜日

86.COVER

『音楽寅さん』。やっぱりCOVERがすごい。まずスタジオライブを収録して、その後企画を決めてないか。そんな気がする。
ちなみに、彼女は何に包まれている。
昔の男か。今の男か。

2009年6月21日日曜日

85.too long

『オリンピックの身代金』を読んでいる。
これも長い。
そのわりに、昭和の情報が少ない。
編集者の問題ではないか。

2009年6月20日土曜日

84.trans

『transformer』を観た。
設定が無茶な割りに、B級くさくていい。
しかし、おいっこには無理か。
そもそも長い。

2009年6月19日金曜日

83.gift

自分への贈り物のつもりで、結果が出てないものの前祝いの品を購入した。
そしたら、結果は最悪になってきた。
何ともやな感じである。
蛮勇が憎い。

2009年6月18日木曜日

82.赤いハゲタカ

『レッドゾーン』を読んでいる。
こんなに有名なキャラがいるのに、展開がイマイチ。

2009年6月17日水曜日

81.美女コンテスト

株式投資については、結局、美女コンテストだと言われる。
審査員となった投資家が、自分の好みではなく、そのサークル内でもっと支持されるものを予測して選ぶというメカニズムが似ている。
だから結果として、客観的にもっと美しいものが選ばれているわけではない。
そして会社も、採用活動を行うときは、会社にふさわしい美女を探すゲームだと言われる。
しかし、それが単なるきれいごとだと思うと同時に、いややはりそうだったというのを気づく瞬間が、この季節である。

2009年6月16日火曜日

80.エイトマン

原監督以外は「8」関係が好きである。
B80とB88の女の子も両方好きだ。(ほとんどの女の子は大好きだ。)
かといって、80にたいしたネタが無いのはどうしてか。
反省。

2009年6月15日月曜日

79.魔女

『魔女裁判』と『MR. BRAIN』を観た。
『魔女』については、やはりこういう展開かという感じ。
土曜日のこの時間の色があるにせよ、もっと違う展開って無いだろうか。

2009年6月14日日曜日

78.隔年現象か。

MASA200勝Tシャツを同居人が着たせいではないだろうが、見事昨夜は惨敗。
このまま行くのか・・・。
しょうがないか。

2009年6月13日土曜日

77.voice

『スマイル』にはまっていたために、ガッキーの声を忘れていた。
ドラマで思わず声を上げた瞬間、感動してそしてあんな声だったんだと納得した。
そしてがっかりした。

2009年6月12日金曜日

76.懐かしの1989年

先日、美女4人と私という組み合わせで飲んだ。
そのうち3人は大学の同級生だという。
こんなクラスに居たら、楽しかっただろうな、と自分の地味な学生時代が悲しくなった。
今でもできること、今はもうできないこと。
祭りの熱狂を脇から見ていた自分のやりきれなさと焦燥感だけが、今も痛い。
どこで別れたのか。

2009年6月11日木曜日

75.Data for nothing

マスコミ論がいつのまにかメディア論になり、情報工学とセットになったところで、社会科学としてのマスコミ論は役割を終えたと思う。
「メディアはメッセージ」であるというマクルーハンの存在があったが、所詮、マスコミ論は「メッセージの内容」にフォーカスして議論してきた。
しかし形式・量という工学的視点から機能論に論じられ、かつ生産的な議論で語られると、従来の研究は陳腐な紋切り型の議論の繰り返しに見え、古典的として排除されたのだろう。
しかし現在はむしろ古典的な研究こそが求められる。
メディアの形式が刷新された後、先祖帰りするときに必要なのは内容だ。
芦部憲法学の「二重の基準論」や樋口憲法学の憲法は個人の価値観に立ち入らないという議論とは別に「メッセージの是非」を問うべきだ。
最近、蒲島郁夫熊本県知事は、政治学者と政治家の違いは、現実の中で具体的解決をさぐることだという発言があった。かつては世論調査の一人の回答は均一な一票以上の価値はないという感覚だったという。しかし今は、一人一人が均一と言うことはありえないという。
大きな変化だ。

2009年6月10日水曜日

74.YとS

横山秀夫と佐々木譲の読後感が違うのは、何となく後者が、男性目線で劣情を刺激する部分もあるからだろう。
感動は前者、面白さは後者だろう。
どちらもいい。

2009年6月9日火曜日

73.何が・・・

知り合いのブログの記事がブログ検索に引っかからないという。
一体何が問題なのか。
その人は、かなり憤慨している。しかも一度は検索できた記事だという。内容的には旅行らしいのだが。
D5ならず。私はD日本一のDVDをあるネット書店で購入した。そしたら、Gの優勝DVDの購入を薦めてきた。WBC優勝のDVDもだ。
はて、この二つには差があるのか?
こんなレベルだと、まだまだグーグルゾンは先の話か?

2009年6月8日月曜日

72.リサイクル

昨日は、高島屋にスーツと替えパンツを下取りに出した。
ウール製品というしばりなので、ジャケットもスカートもOkで間口は広い。
5%優待券というのも、高島屋で現金で買い物する人にはいいかも。
しかし玉川店なので、横浜と玉川のみで使用可能、またSC・専門店街では使用できない。

71.D4

T4ではなく、D4である。
以上。

2009年6月6日土曜日

70.ふたりの鈴木

会社にいると、いろんな存在が必要で、自分がぶれた時に基準となる人、そしてとにかく話を聞いてもらう人が貴重だ。しかし私は3月に前者を失った。いまだに迷走するのはそのせいだ。
教育という言葉がほとんど学校教育という意味になった戦後、20世紀にあっては、仕事や遊びなど何でも教える人、育てる人がいるという事実を忘れている。もちろん教え、育てられる人がいる以上、教える人、育てる人がいるという事実がほとんど空気のようになっていることは悪いことではない。
また結局は、教え、育てられる人次第であることを考えるとその機能については、効率性よりも、何かを得たということ、それが些細なことでも十分だということの方が重要だ。
そして学校教育にしぼると、この世には教師だった人と教師である人と、「大部分のそれ以外の人」がいる。
『鈴木先生』の7巻を読んだ。「大部分のそれ以外の人」にはmust buyである。教師である人には出会ったら、読んだ方がいい。最後の教師だった人には、自分の過去が重くない人は読めるだろうが、そうではない人には劇薬である。
常々、先生という言葉は優しいが、「教師」という言葉はつらいと考えてきた。「教士」ではいけないのか、スキルを得て、試験に合格し、OJTで成長していく立場は会計士とか弁護士と同じだと思う。
「教師」がハマるのは、三流週刊誌の「豊満女教師が脱いじゃった!知性と裏腹な下半身」の中吊りくらいだろう。

2009年6月5日金曜日

69.13-2

「13」読了。
このブログは読書日記&備忘録そして創作ノートであるのだが、公開している以上、ネタばれNGだとすると苦しい。評価のみだが、must buyである。
「IQ84」はアマゾンではなくHMVで予約購入したが、未読。
実はあまり期待していない。
学生時代、発売初日に購入、一晩で読了した時代の興奮が無いのは年のせいか、それとも自分の中の重要度が低下したということでしょう。

2009年6月4日木曜日

68.13

東野圭吾の新作を漸く読み始めた。
色んな主題の作品を俺だったらこう書くという挑戦している。
あの作品よりもうまく、あの映画やテレビを意識しているような気がする。

67.何とも大味な

2連勝したものの、何とも大味な試合。

以上。

2009年6月3日水曜日

67.何とも大味な

2連勝したものの、何とも大味な試合。
以上。

2009年6月2日火曜日

66.本好きは幸せになれない?

大崎梢の『配達赤ずきん』を読む。
書店が舞台のミステリーで、知り合いから勧められたのだが、着眼点はよし。
しかし結末が無愛想なのはデビュー作ゆえか。
紀田順一郎の『古本屋探偵』のほうが好きだ。
特に女性キャラに魅力が無いかも。

2009年6月1日月曜日

65.出版権って

googleの和解である。何となく作家については、これで落着。問題は出版社だろう。
エージェントに替わり、版権管理、そしてメディア展開まで曖昧な契約でやっているのが、日本の出版社である。このあたりの権利関係が捨象される和解について、うまく考えないと今後のビジネスが難しいのではないか。
googleの高速スキャンでデジタル化される元は書籍なのだ。
書籍に関わる人は作家だけではないだろう。
編集者・出版社の権利関係を整備するべく、動いたほうがよいではないか。
今日は若くて尊敬できる人の誕生日だ。
まだアーティストなのか企業家なのかわからない。
でも頑張れば、何とかなる。

2009年5月31日日曜日

64.ガラスの林檎

立山連邦2日目は、高官夫人、お嬢さん二人と富山に移動。
富山ガラス工房(http://www.toyama-garasukobo.jp/)へ行く。
同居人は、そこの時澤真美さんの作品に引き寄せられ、さじと指輪をご購入。高官のお嬢さんは、ガラスの林檎に挑戦。熱気の中、頑張る。
1.楓というラーメン屋さんに行く。
2.ROOM on EARTHで雑貨をみる。
3.池田屋安兵衛商店でハーブティと薬膳アイスを食べる。
4.富山城址公園でお嬢さんと鬼ごっこ空港周辺の回転寿司で夕食。
まる二日、高官一家と密な交流ができてとっても有意義だった。

2009年5月30日土曜日

63.立山連邦訪問

立山連邦については、建国の経緯も含め、下記のサイトをみれば、わかる。
http://tateyama.tv/
さて、金沢白鳥路ホテルをチェックアウトして、金沢駅へ。不室屋カフェの蓬団子(?)をテイクアウト。サンダーバード3号で高岡着。ここからは立山連邦の高官のアテンドで高岡観光。
1.手打ち石臼挽き蕎麦 福助  おいしい!
2.御菓蔵でおかきを購入。
3.富山県総合デザインセンター
4.立山連邦ブラックハウスこと菅野家住宅ここでは、松江からのおじさんにいろいろと教えていただく、特にこの屋敷の、北山杉とひのき(柾目が四方に入るのはとっても贅沢だとか)
5.金屋街&「八月のクリスマス」の写真館(ここと「陣太鼓」という居酒屋は山崎まさよし効果らしい)
6.射水神社(高岡のパワースポットになるらしい)
7.高岡古城公園
以上を終えて、高官宅に移動し、そのモダンな邸宅に感動。
ディナーは居酒屋庄八で、のどくろ、しらえび等を頂く。すごい!
そのあとは、外交交渉ということで、新高岡ハイボール、スナックで痛飲。高官宅では、オリオンビールを飲みきらないうちに泥酔。(続く)

2009年5月29日金曜日

62.めくみのひと

今日から、金沢・立山連邦旅行である。かなりの雨で、移動でかなりストレスがたまる。
搭乗口も間違えた。正しくは70番なので、58番で間違えたと気づいて、移動する際に、同居人はかなり不機嫌。小松に着いたら、空港連絡バスに乗り遅れて、金沢白鳥路ホテルまでタクシーを使ったら、同居人はさらに不機嫌。ロビーで動かない。そんなこんなで金沢駅までバスに乗ったら、昼食の野々市までの列車に間に合わず、駅からタクシー。しかし迷うのだ。
「すし処 めくみ」(石川県石川郡野々市町下林4-48 076-246-7781 )に10分遅れで到着。おかみさんが店の前で待っててもらえて、わかった。昼からおまかせ8000円のみという思い切りのいい価格設定だが、ひとつひとつは大満足。「鳥貝」「桜鱒」に感動。
ここからどうにか好転するかと思いきや、21世紀美術館はまあまあ、しかしタテマチのお店はどんどん閉店時間、周遊バスを使えばいいのに、歩いてばっかりと同居人がまた不機嫌。しょうがなくホテルで少し休む。夜は東茶屋街の「照葉」(076-253-3791)でワインで軽く、いい感じのお店でいいなあと思ったら、つまみはほとんどなく、さみしく帰る。それでもほろ酔いだから、風呂も入らずバタンキュー。
(続く)

2009年5月28日木曜日

61.不思議なパンプキンパイ

グーグルと和解した全米作家協会が日本文芸家協会に和解の内容を説明に来たという。
このあたりの動き、不思議だ。
なぜそんな動きをするのか、そして日本側も軟化するのか。
http://www.asahi.com/culture/update/0528/TKY200905270368.html

2009年5月27日水曜日

60.My little girl

「僕の妹」というドラマ、意外といい。微妙でいい。
兄と妹ってどこまでも微妙で「みゆき」みたいな感情はあるのだが、
普通に甘い話にならないのだ。
さて、妹みたいないとこみたいな関係。
憧れるけど、その子に魅かれたら、落ち着きません。

2009年5月26日火曜日

59.heroは右上を見ながら嘘をつく。

土曜日に彼のドラマが始まって、高視聴率を獲得したが、内容としてどうなのか。彼はあらゆるHeroを演じてきたから、常に新規性を求められる。しかし今度はどうだろう。
ゲストは豪華で、脇役は香川照之他かなりいい。普通ならば高評価のはずだ。
しかし彼が主役なのだ。
ちなみに、海老蔵はやっぱりだめだ。
私は右上を見ながらも、海老をいい役者だとは言わない。
Jump!
思考も生活もjumpしたい。
君はjumpしているか。

2009年5月25日月曜日

58.参道

参拝後は、竹風堂で「どら焼き山」「栗おこわ」を購入。そして栗ソフトを食べる。うまい。
あとは西澤書店で岡田彰布『頑固力』永井荷風『江戸藝術論』。
蔵をリニューアルした長野物産店みたいなところで、サラミを購入。
山岡鉄舟の看板がある古道具屋等をみて、「一粒万平」で食事。野菜・山菜を使った定食がうまい。
そのまま長野駅まで歩いて、ビールとお土産の限定チロルチョコを買う。マスクが360円!だが買う。
そして20時22分発のあさま550号で22時12分に帰京。
三ツ矢サイダーを飲んで寝る。
DはMに逆転負け。
翌日はぐったり。佐世保バーガー、そうめん。
DはFに辛勝。

2009年5月24日日曜日

57.善光寺

善光寺内には多くの坊(寺)があり、そのひとつのお坊さんにガイドを頼んでいるようだ。しかし参拝客が凄くて、何も聞けない、ついていけない、見えないという状況だった。
そして最初に簡単な話を聞き、そこでお札が欲しい人は3000円と言われ、まあお願いするかという感じだが、二人の名前を戒名・俗名を書く欄に記入してしまい、「死んだ人いるの?」と聞かれ、唖然とする。
そしてオレンジ(!)の旗について行くが、ほとんど見失い気味。御印文頂戴までは40分程度かかる。
回向柱に触るのが一般的だが、これは1時間半コース。前立本尊を観たいので、内陣参拝を選択する。(これで1時間半コース、一人500円)
途中、子供が泣いたり、しゃべり続けるおっさんを我慢して、御開帳を観る。同居人は「大したことない」。私は「こんなせこいものなのに、善光寺参りを成立させる商売上手さこそを体験しなくては」と言う。
戒壇めぐりはカット。
以上だが、「徒然草」のようになってないかな。
(つづく)

2009年5月23日土曜日

56.牛にも引かれず

善光寺御開帳に行く。JR東日本のツアーを申し込み、往復の新幹線と戸隠観光と蕎麦の昼食と善光寺の公認ガイドがついて、二人で25,000円。安いかどうかはここでは書かない。
日程はこんな感じ。
7時!出発。昨夜、カツサンドを用意していた同居人のおかげで、お茶を買えばいい程度だが、駅で買い物する余裕あり。
8時16分 東京発あさま663号乗車。長野に9時57分着。団体ツアー号らしく弁当をいきなり食べる人多し。X号車X番D・Eが席なのだが、あとから来たおばさんから、「X番ですけど」と言われ、Cが空いていたので、「Cではないですか?」と言ったら、謝られた。このようなことは、長野からのバスでもあった。
おばさんはわからない。
長野駅からは、戸隠中社参拝。江原啓之氏公認のパワースポットらしい。山口屋で蕎麦定食を食べる。蕎麦、山菜、てんぷら、蕎麦団子、饅頭と満足。雪中酒を購入。森林植物園で水芭蕉と野鳥を愛でる。
そして善光寺へ。

2009年5月22日金曜日

55.marine

マリン・ルックが似合うかどうか、人ぞれぞれ。
色もそれぞれ。
でも海男ではない私は、子供に見える。
今日のDはマリーンズに勝ちました。

54.アガサ

いらっとすることがあって、また本屋でまとめ買い。
アガサ関係を買おうとしたが、自伝は無く、ちょいと物足りない。
それでも20冊買うのは問題だ。
アマゾンはあんなに急成長したが、アマゾンのサイトでダウンロードという話にならないのは、
やはり電子書籍や著作権のことか。
もう少し考えてみよう。

2009年5月21日木曜日

53.つゆのあとさき

今の季節は最高だ。でもこれが梅雨になると・・・。
さて、西武ドームで敗戦。しかし同居人は悔しくない様子。隠してはいるが、絶対彼女は西武ファンだ。しかもN選手のファンだ。
西武ドームの帰り道はいつも切ない。
ちなみに、今回は三塁側(なんと西武ドームはホーム側)で、ダグアウトテラス席という通常は5人グループで楽しむところだが、今回は大黒屋でばら売りされていたので、西武ファンと呉越同舟。
しかし気持ちよい西武ファンの親子だった。
これはこれでいいではないか。
こんな季節、忙しくないですか?
新型インフルエンザが首都圏で発生しているけど、大丈夫ですか?

2009年5月20日水曜日

52.smooth translator

NHKでドナルド・キーンの番組を観た。
情けないが、日本文学の紹介者として彼ほどの人はいない。
翻訳者・紹介者としての力量がやはり日本文学には必要だ。
民族としての普遍的な物語が欠如している一方で、精神世界の高みが突出している日本にはどうしてもこんな人が必要だ。
著作権法には、このような役割の人を評価する機能はない。
それが文化的成果物の利用を調整する法律の限界で、文化的利用、そもそも文化というものを規定できないのだから。

2009年5月19日火曜日

51.fantasic4

4連勝。しかもBが二連発。

興奮のみ。

51.fantasic4

4連勝。しかもBが二連発。
興奮のみ。

2009年5月18日月曜日

50.W×W

NHKの「ワンダー×ワンダー」という番組があって、阿修羅・浮世絵となんとも興味深い内容をやっている。
しかし、これは明らかにNHKのハイビジョン特集の部分利用+ゲストのいるスタジオという感じだ。
なんとも効率がいい。しかし浮世絵の再現のために、民放だと昨夏から密着するわけは無いから、
質を落とさないために、マルチユースするのだろう。
NHKならではだ。

2009年5月17日日曜日

49.start me up

Dが三連勝。勝って当然と言いたいけど最近は。
『阿修羅展』を見に行く。
背中・腰フェチの自分には、ケースから飛び出た仏像は、背中見放題で、大興奮。
うるさいといわれる、ねっとりした視線で眺めた。
『ギャラリーフェイク』を最近読んでいる。この世界だけに色欲の塊なのだが、たまに出てくるHの描写だが、女の顔越しの胸という描写が多い。なぜだろう。
背中フェチは、とにかく背中を撫でたい。
これ以上は自己規制。

48.一日一汁

『京味のお椀』という本がある。味わいたいと思いながら、その澄んだ味を感じる舌であるか、自問自答する。
『レッドクリフ』は、小喬のいれるお茶の味を味わうことのできる感性の有無がテーマなのだが、
リン・チーリンのいれるお茶を雑念なしに感じることが出来るだろうか。
私は無理だろう。
朝の光にお味噌汁。知り合いのブログを見て、感動。
世界が特別に見える瞬間だ。

2009年5月16日土曜日

47.No music,No life.But No rights,wonderful life?

某学会の研究会を聴講。この学会は学生が多いのだが、パンツスーツは少ない。みんな黒のハイヒール。保守的だ、定番安定志向だ。学者もそうかも。
S先生が会長を退かれ、N先生も退官し、若手の大家T教授の大活躍。日頃の研究に対する質問が集中するが、やはり議論がかみあわない。学会とはなんだろう。
私の憧れのI教授は体調不良もあるのか、議論整理の域を出ていない。大陸法VS英米法、ゲシュタルト心理学と比喩という他の学問領域にとんでみたり、面白いが、まだまだ成果とはいえないあたりか。

しかし音楽がなければ、生きてゆけない。著作権はなくても、生きてゆける、むしろ素晴らしい。

2009年5月15日金曜日

46.Happy

こいつだけには軽蔑されたくないというやつの誕生日だ。

友情と尊敬とそして信頼。言葉のキャッチボール。いつまでこんな関係でいられるだろうと思ってきた。しかし最近はなかなか会うこともない。

とにかくおめでとう。

2009年5月14日木曜日

45.いいことなんかありゃしない

松屋にスーツをリサイクル。髪の毛を切る。焼き鳥とちらしと赤ワイン。そして負けるだろう。

2009年5月13日水曜日

44.警官の紋章

今夜は、惨敗。

そのせいか、佐々木譲の『警官の紋章』は楽しめず。縦糸と横糸が最後まで交わらないイメージだ。

(実際は交わっているが、不十分だ)

2009年5月12日火曜日

43.長良川艶歌

勝った。長良川の地元選手も頑張った。岩瀬も200S。選手は気持ちいいらしい。
私もキモちE。雨じゃないウェンズディに会いたい。

2009年5月11日月曜日

42.Dr.Head's Tower

ここは病室なのか。「老作家」は死の床についているということが信じられぬほど、精気に満ち溢れていた。確かにここは書斎ではなく病室である。しかしベッドがあるのみで、医療器具のの類いは全く見当たらない。かつて、ここは老作家の仕事場であった。そして時に欲望を満たすための交歓を行う場所であった。塔の最上階にあるこの部屋の360°の眺望は、スイッチひとつで、図書館に変わる。今はその眺望はそのままにベッドと老作家しか存在しない空間になっていた。これは病室である。
Gw1は、「老作家」の秘書に誘われて、ここに15年ぶりに訪れた。この秘書は自分の知っている女ではない。しかし相変わらず背中の伸びた女だ。ベットに横たわる「老作家」はかつてそうだったように、今も世界文学の王者であるかのように、振舞っている。
「文学なんてものに、一生をささげる価値なんてあると思うかね?君にとって文学とはなんだ」
「その答えは、あなたに奪われた作品がすべてです。」
「作品?あの文学のすべてがあるが、何一つとして独創的なものがないもののことか。あんなもの、作品と呼べるのかね」
「しかしそれをあなたは自分の作品として発表した・・・」
「それが唯一の契約だからだ。君が書く、そして私が発表する。それだけだ」
「そんな契約を押し付けたあなたに文学を語る資格はない」
「では、君の文学とは何かね。物語というシステムに支配されたものか。君の性癖どおりの局部への異常な執着を見せる言表かね。それとも人類のDNAや歴史の残像が透けて見える既視感に訴える言説の断片のコラージュかね。どれも紋切り型の寄せ集めのテクストで作品として昇華されていない」
「それであなたはベストセーラーを連発した」
「所詮、君はウィルスに過ぎない。」
「僕がウィルスだと!」
「私という宿主に寄生することによって、行き続けた。次から次へと世界中に伝播するウィルスと同じだ」「そのウィルスをなぜ、今、呼び集めたのか」
「私の課題に挑ませるためだ」
「ばかばかしい」
「報酬はお前の望み次第だ。地位も名誉もそしてこの背中の美しい女もだ。興味ないかね」
「課題は何だ」

2009年5月10日日曜日

41.Blue Cliff

三連敗。青壁は崩れた。正義のための戦士が負けるとは。
昨日の東京ドームで一人応援するも空しかった。
その前に、『レッドクリフ』を観た。この出来だったら、PARTⅠはいらない。
リン・チーリンの美しさには目を奪われた。その美女を得るために、この戦いなんて、大陸はスケールがでかい。しかし曹操も甘い英雄ではなかった。三国志の結末は、司馬氏により統一がなる。
観戦中、ipodの曲を片っ端から聴き、作品の構想をまとめていた。
映画では、最後に、トニー・レオンは曹操達にこういう。

「誰も勝者はいない。」

2009年5月9日土曜日

40.smile for me

TBSの『スマイル』は面白い。松本潤と新垣結衣、そして中井貴一がいい。
切ない展開がたまらない。ここ数年、こどものドラマを見なかったので、私には新鮮だ。
昔の「金妻」は「デスパレード」よりもいいと思っているのだが、今やそんな時代ではないのだろう。
テレ朝の『名探偵の掟』は今一歩。

2009年5月8日金曜日

39.妬む人

『悼む人』を読み始めた。
船越桂の表紙もいい。
「悼む人」という設定もいい。
展開もいい。
でもきれいすぎる。
ワープロ・PCができてから書かれた作品の代表例だろう。
何度も訂正されて、きれいだけど、単調だ。
波も破綻も勢いも無い。
かつて井上ひさしは書けなくなると、漱石とか先人の作品を筆写したという。
そうすると、漱石が何に悩み、どこで筆が止まったか、わかるという。
そして苦吟した後、リズムを取り戻し、自分の作品に戻ったという。
遅筆で有名で、公演では穴を開けたこともある作家だが、その作家の生理をつかもうとする感じは分かる。
毎日、日課のように書き、そして大半の部分を捨てたような作品とある種の勢いの作品と優劣はつく。
しかし好悪の判断はまた別だ。

2009年5月7日木曜日

38.音楽寅さん

この番組は、いったい何がしたいのか?明らかに日本の音楽シーンの中で、天才というべき人物だが、この番組についてはさっぱりわからない。先日亡くなった「彼」と比較してしまうが、わかりにくい。
今週は「Abbey Road」をソラミミ風にカバーしたのだが、何故か政治風刺ネタだった。スタジオライブとしてみるとすごい。パロディとみると、中途半端。
分かるのは、番組の素材になるとか、TVの枠にとらわれることを拒否する本能だ。
表現の自由の際で何ができるか?
彼なら許される。
彼ならできる。
しかし彼がやるから射程が広くなる。取り敢えずは、肯定するより他は無い。

2009年5月6日水曜日

37.ヰタ・セクスアリス

「ガキデカ」と「中春こまわり君」を読んだ。
すごいすごいと聞いてはいたが、「中春こまわり君」の救いのなさにため息をついた。
しかし山上たつひこはすごい。
「ガキデカ」は破壊的ギャグが相変わらず凄い。
ヰタ・セクスアリス的には、じゅんちゃんが胸をぷるんと出すと、シャンデリアにぶらさがるこまわりが落ちるというシーンがある。「ぷるん」という擬音とともに覚えていたのだが、読み返すとそういう表現ではない。
作品が修正されていることもないだろうから、このように覚えていたというのは、人間の記憶というのは恐ろしい。
ラスカルも通じないのだから、こんなのも通じないのだろう。
鯉の滝登りのチームにどうにか勝った。よかった。

2009年5月5日火曜日

36.Blue light Dragons

それは突然始まった。5月2日は、同居人が寝坊したので、横浜行きをあきらめ、近くでピザ(パスタ)&スプマンテ。帰ったら、試合は始まっていて、山井が内川が打たれていた。そしてスキャニング&資料整理に没頭。いいところなしで6対1で四連敗。ブックオフで本を21冊売り、「頂好」で夕食。
翌日は横浜大黒屋で、5月4日のバックネット裏のチケットを2枚9,800円で入手、安い。そしてつばめグリルのデリで麻婆丼と唐揚げ、ハンバーグ弁当を購入し、関内へ移動するが、大混雑。当日券が入手できるか、不安になるが、FB席2枚8,000円を無事購入。練習中の藤井・英智・小池を間近で見る。ブランコはシートノックの送球さえ後逸する。大丈夫か。試合は、チェンの好投、和田の2ランで辛勝。
帰りのバスで落合を確認。横浜でネクタイを物色。夜は自宅で氷見うどん。USBラジオを設定するも、AMは厳しいかも。
5月4日は朝からRCのCDを大人買いと善光寺御開帳ツアーを予約。
横浜スタジアム近くのコンビニでコロッケ、バケットのハムサンド、昆布おにぎりを購入。
超正面の席に満足するも、拙攻続き。川井の好投も内川・村田の連打で先取点。このままダメかと思ったら、井端のホームランで同点、延長戦へ。石井裕也が出てきて複雑な気分。藤井の逆転ホームランで、もうイイヨと思うが、3点。高橋が締めるかと思ったら、ジョンソンにホームラン、2アウト満塁で内川、危なかった。みなとみらいで物色。スーパーでパック寿司。
録画済のNHK・プレミアム8<文化・芸術>「偉大なるミステリー作家たち アガサ・クリスティー>を視聴。アガサの魅力を解剖するVTRと桜庭一樹、綾辻行人、小林恭二、山本容子、田中卓志(アンガールズ)の「探偵」たちのトーク。BSフジの「映画大王」みたいだ。
なぜか桜庭一樹の私生活が気になる。

2009年5月4日月曜日

35.雨上がりのラジオにサラリーーマンはJUMP!

日本のR&Bの先駆者である「彼」が死んだ。一通りの説明はTVで観ればいい。
わたしの ブログでは二つのエピソードを紹介する。
RCが有名になった頃も、まだ風呂のないアパートにいた彼は、あのメイクを家の台所で落としていたと言う。その頃の愛車はミヤタ。
一昨日の死去後、ワンサイドで敗北のドラゴンズ。
そして昨日は辛勝。横浜スタジアムでは「雨上がりの夜空に」が流れた。感動的だ。
合掌。
知り合いの男性があるスィーツのお店の美人店員に夢中らしい。彼曰く「胸なめまでしました。ボディーチェックは完了」50男のいうことか。
男はいつまでも恋がしたい。
JUMP!

2009年5月2日土曜日

34.I AM・・・

だから私は、FMよりも今はAMである。ナイターと落語とNHKの文化番組くらいしか聞きたいものはない。
とうの昔にラジカセもなく、というより録音機器を持ってないから、テレビよりも真剣に時間を合わせて聞く時がある。
そんなとき、USBポートにさしてラジオが聴けて、ファイル保存できるdeviceを見つけ、購入を検討したのだが、PCに近づける以上、ノイズがひどいこと、タイマー予約といっても、PCを起動させる必要があることから、ちょっと考えてしまった。
そして手元にあるラジオだが、電池が切れた。すぐに交換したのだが、プリセットしてあったチャンネルが消えている。再設定である。新聞を引き寄せ、周波数を調べようと…、ない。周波数がない。
朝日にはない。テレビ欄の並びを変えたり、余計なことするものだ。
試読紙の日経にはあったので、事なきを得た。(しかし周波数が複数記載されているものもあって、ちょっと混乱した)
今時は初期設定されているとはいえ、周波数がなかったら、どうするんだ。電話番号があるので、局に聞けとかネットでもみろということだろうが、かつて東京でしかやってない某アイドル番組を聞くために、涙ぐましい苦労をしたことがある。
曜日というか土曜か日曜だろう、文化放送かニッポン放送だろうなというところで、文系人間には、周波数だけが頼りだったのだ。これも随分前からかもしれない。とにかく悲しい。しかもこの悲しみを共有できる人もそんなにはいないのも残念。

33.Non stop powerplay

エアチェックという言葉が死語になって久しい。
かつてFMは、ライフシーンのBGMではなかった。若者たちは、流行っている曲を録音するために、周波数を合わせた。FM雑誌には、曲目リストが掲載されていた。お気軽リクエスト番組にハガキを送ったりした。CD登場以前、avexの前身友&愛のようなレンタル店が出来始めた頃で、レコードプレイヤーとカセットデッキのセットを持っていない子供には、曲中にしゃべりが入らず、フルコーラスかけてくれて最高だった。その後CDラジカセが出て、そんな苦労はいらなくなる。CDレンタルして録音すればいい。(メディアがMDになっても同じだ。独自のテープを作る人やクラシックやJAZZについては相変わらずFMは貴重な音源だった)FM番組も、FM横浜、J-WAVEというFM局の開局でスタイルも変わった。ライフシーンに合わせた選曲やトーク、リクエストよりステーション独自のランキング、タイアップによるPOWER PUSH、そしてPVチャンネル登場により、BGMよりもBGVになった。
そしてダウンロード時代になり、ますますエアチェックは遠い言葉になった。いくらでも音楽は手に入るし、you tubeを見ればそこにあるから、手元に置く必要さえない。
あるとすれば、山下達郎の番組くらいだろう。
オールディーズとヤマタツのしゃべり。いいです。ちなみに、かつて坂本、佐野、山下、渋谷というあたりがやっていたNHK・FMのサウンドストリートという番組が、最近復活して、かつての番組が放送された。しかしその音源はNHKになく、佐野元春とリスナーの提供だったという。
こんなこと、NHKにはよくある。

2009年5月1日金曜日

32.どこから行っても遠い町

川上弘美である。私はこの人の作品を読むと、いつも、「かなわない」と思う。
この生活に潜むただならない感情、特に女性の怖さ・怪しさということを書かせたら、当代一だろう。
特に理系・SFマニアというバックボーンと全体的にほんわかした感じがなんとも不思議で、私の人生で、今までもそしてこれからも全く出会わないタイプの女性なのだろう。
ちょいと気になる。
最新刊『どこから行っても遠い町』もかなりの衝撃だ。
コンプレックスを刺激する感じだ。
読み飛ばせない何かがある。

2009年4月30日木曜日

31.いきなり青春プレイバック

同世代の人と話していて、話題になる番組が二つある。NHK教育テレビ「YOU!」と文化放送「ミスDJリクエスト・パレード」。
「YOU!」は糸井重里司会の若者情報番組で、その後の教育テレビの路線を変えただけでなく、テレビ番組の流れを決定づけたと思う。
その中のミニコーナー、唯一のVTR取材コーナーだったのが、「青春プレイバック」だ。スタイルは、各界の著名人とマリアン(後に荻野目慶子)が、青春の思い出の場所を訪ねるというもので、大体昔の下宿やアパートに行くのです。
さて、昨日、世田谷の北烏山でやっている「一衣舍春展 2009 一衣舍設立20年」(会場 『本覺山 妙壽寺 鍋島客殿』(区指定文化財)というのに、同居人のつきそい兼財布で行ったのだが、さすが「寺町」「小京都」という風情も楽しめた。
そしてバスで千歳烏山に異動。12年前、結婚する前に住んでいたアパートの前を通ったのです。
ベランダにはプランターをつるし、ガーデニングを楽しむ今の住人。相変わらず汚い外観だが、うまく住んでるものと感心し、まわりの変わったものに驚き、変わらないものに興奮した。
そして昔からある「紅茶の店・ケニヤン」でアイミティーを飲み、満足。(このお店は渋谷の公園通りの一歩入ったあたり、SHIPSの近くにもある。)アイミティーはアイスミルクティーだが、この甘くてすっきりした味は奇跡です。
そして変わったものは、新しいケーキ屋「ラ・ヴィエイユ・フランス 本店」で、ミルフィーユを買う。
甘いものばかりだ。
ちなみに、私の昔の夢は、「RYU’S バー」と「徹子の部屋」とこの番組に出ることでした。
小さい。

2009年4月29日水曜日

30.豚インフルの時代の恋

ガルシマ・マルケス『コレラの時代の恋』、スーザン・ソンダク『 隠喩としての病い エイズとその隠喩』、そして新型インフルエンザの時代に必要な文学とは何か?
感染源不明、世界同時的流行、そして経済的な打撃、そして生き残る人々による新世界創造だとすると、従来型の文学だ。
何が始まる?
おそらくそれは、ブログから発信されるはずだ。
その前に、自分の恋路は・・・。

2009年4月28日火曜日

29.No! Man ティーンの魂、百まで。

googleのブログを使用してはいるが、googleの「技術は善」という理想主義の結果、従来の文化を再編成するアプローチは詰まるところ、ameican styleだ。

米国でのgoogleと著作権団体との和解はその内容はどうであれ、class actionという和解方式は、米国法のやり方で、著作権法特有のものではない。

集団訴訟の場合、和解に不満な対象者が離脱の意思を表明しないと、和解内容に拘束される。

しかもそれが域外であるはずの日本の対象者にも及ぶというのである。日本は逆で、参加を表明しないと、利益を受けられないが、拘束もされない。「アメリカ合州国」と言われる国家らしいやり方だが、日本の作家が米国で出版されていないと言う事実が、即絶版状態であり、米国内での権利を喪失したと同じ結果を招き、さらにそれが世界中でも同様の結果を生むとしたら、これはやはり米国による「司法占領」だろう。しかもそれが技術の理想郷であるgoogleであるところ、かつてのユートピア米国の帰結と何も変わらない。

最も、国境自体が無意味化する現代(世界中が米国化したのかも)、著作権というものの国別の権利に意味があるのかということ、法管轄や準拠法という実務と直結する部分は、著作権法学のHOTなところだと思う。日本版検索エンジン開発のための複製を可能にするとか、日本版フェアユースだとかよりも重要な研究課題ではないだろうか。

最近読んでる少女マンガは、きらきらしたキャラがまぶしい。この輝きに「NO!」ばかり言っていたのか、あるいはチャンスを逃した男が得られなかったもの、日々、後悔し、せつなくなる。
その渇望から何が生まれるのか。

2009年4月26日日曜日

28.money for nothing

NHKスペシャル『マネー資本主義』を見た。
相も変わらず、事情を知る人物から証言を取る取材はNHKらしい。プレゼンターのいるCGスタジオは、海外の番組や民放の番組ぽい。(『ザ・コーポレーション』というドキュメンタリーを渋谷アップリンクで見たが、似た手法に見えた)
投資銀行の陥った穴については、わかりやすい。しかし金融商品全体に対する全否定だとすると間違いだ。
資本主義の唯一の意味・機能は市場の均衡に向かい、常に調整し続けるというプロセスなのであり、歪みや不均衡があれば、それを解消すべく、調整する動きがあるということだ。
その歪みや不均衡を含めた経済の日々の活動を追って、その流れで利益を上げていくのが金融機関なのである。リスクを取り、さまざまな形でヘッジしていく。その連鎖が切れたというのが、今回の金融危機だが、その中のプレイヤーの一部が歪みや不均衡の原因を作り、長年の積み重ねで、抱えきれない量にまで達していたということだ。より透明な市場ならば、もっと影響の少ない形で、もっと早く歪みや不均衡は解消していたはずだ。
「証券化」や「モーゲージ債」自体は悪くない。悪いのは、これを不当に扱った人間だ。
例えば、著作権の「証券化」は、エンジェルのいない日本では必要だ。
小室容疑者の著作権二重譲渡問題だが、民法の対抗要件でいまだ難問であることを考えると、あらゆる業界の売買取引で発生する問題であり、これを解決する理論は、画期的な発明なのである。それを法技術的に解決する手段のひとつなのだから、一部のファンドだとか金融機関の悪行のせいで、否定するものではない。
例えば、このブログで構想される「作品」の著作権を証券化する際には、次の問題がある。
1.著作権の内容が不明
2.著作物・著作権の市場価値が不明
3.作品の完成する保証がない
4.以上から出資者(金融商品の購入者)がいない。
しかし出資者と作者を仲介する者がいて、それぞれが相当なリスクを取り、納得できる利得を得る期待があれば、その仕組みをアレンジできるはずだ。この仕組みのひとつが「証券化」である。
全5回の中で、マネー資本主義を取り巻く群像だけではなく、最終的に、僕らひとりひとりが、プレイヤーとして、自己責任の範囲で、社会の厚生を増大させるべく、コミットできることを理解させてほしいと思う。
商品、金、そして食も。

2009年4月25日土曜日

27.editor's note

創作ノートというよりeditor's noteになりつつあるこのブログ。最近はリサイクルである。
リサイクル3である。
WILDSWANSのeditorというバックを買って、スーツを仕立てる一方で、リサイクル(廃棄に近いが)も続けている。
1.POWERPC7500
15年同居して、最近では単に置物だったデスクトップPCをディスプレーとセットで7,350円で処分。
ここまで放置したことに反省。データバックアップ等結局失敗したものも多数あって、早く着手すればよかったと後悔した。手順は、フリーダイヤルが通じなかったので、FAXで申し込み、2,3日して振込み票が来て、郵便局(銀行)で振り込んで、回収用の伝票が来るので、日本ゆうびんに連絡、2時間以内に回収。しかし両方とも箱もしくは梱包する必要があるが、旧式パソコンはここでも面倒である。しかも重い。
2.SONYのテレビ
現在使用しているものは、価格.comで購入したものであるため、買い替え下取りを利用しなかったのだが、これも面倒。買い替えでもないテレビを引き取りをお願いできるかどうか、電器店に電話するか、家電リサイクルセンター(区の清掃センターで紹介してくれる場合がある)と連絡する。そして引き取り日を決める。そして前日に時間を確定させ、それまでに玄関先にテレビを運ぶ必要がある。(名前その他の紙も貼っておく必要がある。マンションならば部屋番号)そして業者確認のうえ、料金支払い、5350円。(リサイクル料金と出張料金の合計)
まだテレビ台やBSデジタルチューナーは別途処理する必要有り。継続。
3.プリンター2台
POWERPC7500用のプリンターの処分と同時に現在使用しているプリンターも故障したので、これも各々粗大ゴミ代、280円。モデムその他の機器は通常の燃えないゴミにしたけど、ちょいと気になる。
4.冬物スーツとワイシャツ
スーツは今年の冬限りということで、着倒しました。
ワイシャツ2着は外出用に着て、パジャマとして4日着用しました。
これをコナカに持ち込み、割り引きチケットをもらう。これらは道路用の防音材にリサイクルされる。
これは最近流行の下取りセールの先駆けであるが、ほしいシャツはないので、購入はせず。
5.スラックスのリフォーム
とっても気に入っているが、ウエストがきついスラックスを「銀の糸」に持ち込み、ウェスト出し中。

以上だが、自分のしつこい性格がイヤになる。

26.WAO!

リサイクル2である。
R3の優先度というのは、reduce (節減)reuse(再利用) recycleである。
ただし個人レベルでは、資源・商品・サービスによって、reduce (節減)が有効かどうかというのは分かれる。エネルギーについては個人世帯の努力はかなり有効である。京都議定書以降、一般家庭の電力消費は大型テレビやPCの普及により増大している。せめてこの増加分を相殺するか、PCを上手く使って他の電力消費を削減する努力が必要だろう。それに依存するサービスについても、工夫が必要である。ネット通販やオークションは便利だが、資源消費には影響する。従来的な取引の方が効率がよかったかもしれない。このあたり地球・国家レベルの実験なのだから、シェアリング等の効率化が必要だ。いずれにしても市民レベルのアイデアやネットワークは、ポジティブに形成できる可能性がある。
しかし商品はどうだろう。20世紀型の流通構造、世界中から東京にモノが消費量以上に集まる構造が変わらなければ、効果はない。この新しい構造はエコをエコノミーと考えても相反することではない。
reuseについては、ファッションレベルではかなり行われている。古着である。また今や手に入らない高級素材である。しかし一番問題なのが、大衆服である。高収益を上げている服飾チェーンはどうアプローチするのか。オフセットではすまないだろう。また「都市鉱山」といわれるハイテク機器に使われる希少金属は回収率を高めるべきだ。
そしてrecycleである。これはこのために非効率なエネルギーを消費することが多いのだから、元々reduce 、reuseの最後の手段である。またreduce 、reuseを前提とした生産・流通するシステムが形成される必要がある。
ここには家族・社会・国家・地球という有機的な共同体が必要だ。
個人レベルの努力と人材の支援が必要だ。
支援したい人がひとりいる。

今年から井端の登場曲が変わった。ビートルズの隠れた名曲?しかし私はユニコーンの「WAO!」がいいと思うのだが。広島ファンの曲を、しかもWBC関連の曲をreuseだって?
いいものはいい!

2009年4月24日金曜日

25.ベスト・オブ・カンタビーレ

朝は、クラシックを聴く。
バッハのアリアからグールドのモーツァルトのピアノ協奏曲という流れなのだが、
何故か今日は「ベスト・オブ・カンタビーレ」というコンピ盤の曲を聴いた。
このコンピ盤が何か説明はいらないと思うが、今は出てないというところにこんブログがこだわる理由がある。
コンピは新旧・邦洋の名曲を集める切り口として、癒し系から80年代からトレンディ・ドラマ楽曲から色々と企画されてCDが売れない昨今、結構いい商売だし、またながら族系の受身音楽ファンにとっては結構大事なものだ。
最近「ザ・ベストテン」というコンピ盤がでたが、そこにはテレビ局やレコード会社、音楽出版社やプロダクション等の大人の事情を汲んでまとめた偉人がいたのだろうという想像はつく。
そしてこの「ベスト・オブ・カンタビーレ」は、そのような調整前だったこと、そして公式盤のようなものが出たこと、そして演奏は見事な企画盤だったことはあるが、やはり大人の事情で消えたのだろう。
私が、コンピ盤を支持する理由は既に述べた。自由が丘の「きたー!」に似たバーテンのやっている赤いバーでかけているコンピ盤は最高だ。
その一方で、コンピ盤の限界も感じる。オリジナル音源では無いケースが多く、音質に限界がある。
またアルバムが最新ベスト盤になった現代にはあまり関係が無いが、かつてはアルバム毎のトータル・コンセプトが存在し、40分前後の時間で完結するものだった。
このコンピはかつての生活や出来事のBGMだったという記憶を呼び起こし、感傷に浸る道具にすぎないと思うからだ。企画もののAVの総集編と一緒で、全編アクメ状態でつまんないのです。前戯のない結びつきは味気ないのです。(最近は結びつきすらいいアラフォーですから)
三部作とかシリーズを発表順に読まないと気持ち悪い旧世代のこだわりかもしれないが、
村上春樹の三部作とか「ご近所」「天使」「パラキス」の順序がばらばらって、ちょっと気持ち悪いよね。
そして、もう1点、今回は海賊盤ではないが、海賊盤については許せないものだが、唯一の利点は、ユーザーのニーズを的確に反映し、ヒット商品のヒントをくれることである。
海賊盤天国には、夢のような商品がころがっている。これを提供できない作り手も反省すべきではないか?

2009年4月23日木曜日

24.酔って候

酔うとテクストを紡ぐ速度は上がる。
しかしその断片を翌日見ても皆目見当がつかない。
だが、美しい。
『デビルマン』というマンガは永井豪のトランス状態でエンディングが描かれ、重要なキャラクターが突然死んでしまう。そしてその作品はどうなるか?
ワインの味とテクストの誘惑、どちらをとるか?

2009年4月22日水曜日

23.王様の仕立て屋

イージー・オーダーのスーツが一昨日出来てきた。
昨日着ようと思ったら、雨で残念。どこかに雨女がいるに違いない。
今日はワインバーなので、一応避けて、明日か明後日におろすかな。
今回は『王様の仕立て屋』というマンガに影響されていた時、友人に教えられた生地屋さんにお願いした。出来栄えは満足なのだが、同居人からはボタンが良くないという指摘だが、これは気分で変えればいいし、それこそいらないスーツのボタンをリユースできる。このあたりが引き算の人生を考えるアラフォーには楽しみだ。

2009年4月21日火曜日

22.モリのアサガオ

野に可憐な花があったら、できるだけその場で、まっすぐ咲いてほしいと思う。
でも花が枯れそうになったら、その美しさを保存したいと思う。
拘置所の死刑囚舎房の刑務官と確定囚との交流を描くマンガを読んでいる。
ネームが情緒的なのと絵が特異なので、時間がかかる。
「モリ」は拘置所、アサガオは午前中に咲いてぱっと散るところから、死刑囚のこと。
なかなかタフな話です。
私の周りのリス系自由人はまっすぐ育つかな?

2009年4月20日月曜日

21.プリトヨ

万城目学と森見登美彦という二人の京大卒作家。親交もあるそうだが、とかく一緒に扱われる二人だが、そんなことないかな、京大ミステリー研なら珍しくないが、二人の特徴はこんな感じだ。
万・・・日本の名作を貪るように読んでいる。理系にチョイ憧れ。(文系人間にありがちです。)磁力のある場所にあいた小さな穴の先の非常識だがあると考えると楽しい世界。特に日常との同居する不思議な世界。世界に生きる一見まともなキャラクター。
森・・・文学ジャンルや文体についてパロディやパスティーシュを意識的に行っている。京都という古都に巣食う魑魅魍魎、意外とまともだが、そもそも存在自体がマジックリアリズム。
このふたりには共通点というよりは、微妙な差異を前提として、それぞれが共鳴し、21世紀のカンサイという異国を形成し、そこにフィクションが生まれている。
万が世界に生きるキャラクターなのに対し、森はキャラクターが脱線し続け、世界をかなり動揺させるという違いはあるあたりが、差異といえば差異だが。
さて『プリンセス・トヨトミ』であるが、大阪女学院の南場先生が登場するのは、読書サービスだろうが、旭ゲンズブールというキャラクターの一部しか明かされていないことを考えると、スピン・オフもしくは更なるスケールの新作を構想中なのだろうか。松平元とか鳥居忠は『ホルモー六景』的なスピンオフか。
実はヨーロッパ三都物語なんていいと思うんだけど。
でも旭と鳥居の関係って結構あるんだよね、最近のカイシャにも。
頑張る女子にでっぷり短足おじさんを気取るのは少し夢だが、これはこの作品とは関係ない。

2009年4月19日日曜日

20.談志が死んだ?

風邪なのか、鼻水が止まらず、のどが痛くて、節々が痛いのか、ぼーとしながら、談志の独演会に行く。
よみうりホールは、年末の談春の独演会以来だが、夕食をとれなかったので、有楽町の諸国物産ショップ(名前は知らないが、北海道ショップと同じビルにある)で、いそべもちとくさもちとかりんとう饅頭を買っていくことにする。
開演ぎりぎりだったので、いそべもちを食べ、かりんとう饅頭に取り掛かる時に、出囃子が聞こえたので、あわてて口にいれたのだが、なかなか家元が出てこない。ひょっとして、と思ったその瞬間に登場。
いきなり壇上で寝転んで、調子よくないとつぶやき、そして姿勢を直して、自分が何も面白くないこと、そして死ぬのも大変なこと、落語論、いつものジョークとあって、ああ今日は落語がないのかなあという客の反応を感じたのか、「ちゃんとやるから」といいながら、トークが続く。
そして「二人旅」。これは隣の観客によると、もっと調子が良ければ、謎かけともじりで二人の会話が弾んでいくという。
そして二席目は「今の談志」について語った後、イリュージョン落語についてコメントあって、「粗忽長屋」で幕かと思えば、またあげて時間を確かめ、8時半と聞いて、もういいだろうといいながら、短い落語をやるような素振りを見せて、いつものレストランジョークを3つ。
談志はやはり死んでいない。彼をモデルにしたキャラを登場させるつもり。
最後に、苦言。
今回は2階席なのだが、喫煙スペースが2階にあり、仕切られてないので、煙が蔓延してました。どうにかしてほしい。さらに後ろの客から「首を回すんお、どうかしてくれ」と言われて、2席目は我慢でかなりつらかった。あなたの馬鹿笑いのほうが場を乱すといってやりたかった。
しかしその後の夕食@随園別館新丸ビル店で、同居人から、
「それはやめたほうがいい」
「えっ?」
「その首」
「・・・」
無意識だった。気をつけます。水餃子と合菜載帽はうまかった。でも新宿本店(しかも改装前の汚い店)のときより味が大人しくなって高くなった気がする。
『プリンセス・トヨトミ』読了。詳細は次回。裏テーマは「親の心子知らず」。親も知らず。とかくこの世は難しい。

2009年4月18日土曜日

19.雨よりも優しく

雨の日に会って、そのまま朝まで一緒にいられたら。できたら、晴れた朝の光を一緒に浴びられたら。
昔も今も素敵だと思う。問題は「雨の日の女」がいないこと、いても僕の前に現れないことだ。

『20世紀少年・第二章』
原作の複雑な伏線が整理され、しかも原作を忠実に描いた作品だけに、とてもわかりやすい。しかしその一方で、監督の駆使したテクニックが目立つのはどうだろう。
新宿ピカデリーで見たのだが、昔の記憶からすると、信じられないほどきれいで、11Fにある劇場からエスカレーターで降りながら、歌舞伎町1番街を上から眺めるというのは初めてだなと思い、この作品はやはり新宿の映画なのだと納得した。それを春の夜に見る。少し肌寒いが、もう冬ではない。
久々に前向きになれたことに感謝。そして今も後ろ向きにはならない。

ちなみに、『20世紀少年』は時代を背負った男たちの、世界を変えてしまったことへの戸惑い、そしてあくまで個人的な人生を生きるもので、世界を守るヒーローではない平凡な男、永遠の少年の物語である。こうにはなれないし、また違う生き方をするのだろう、自分は。

2009年4月17日金曜日

18.Aha体験、イチロー・・・

茂木健一郎の「Aha体験」とかイチローの生活リズムが一定だとか、これ全て、創作の回路という話と同じではないかと思っている。だから毎日書く。その習慣から創作のシステムが確立される?
その一方で、受け手として慣れてないものを求める傾向がある。
万城目学の新作については、そんなところがあって、関西三都を舞台にした三部作を読むとそう、思う。しかも彼には、出版エージェントが存在(これは今や日本でも常識なのか?)し、出版社選び、PR活動の仕切りだけではなく、作品に対してもいろんな意見を言うという。
従来は編集者の役割の部分だと思うが、村上春樹の最初の読者は夫人だと聞いたことがあるが、万城目は出版エージェントのようだ。
作品の独特な雰囲気が彼一人なのか、それとも出版エージェントのコミットもかなりあるのかはわからないが、作品を生み出すシステムとしては、十分以上に機能している。
万城目ワールドは、関西の三都と異邦人、大胆な設定、そして近代文学のvariannteともいえる人間関係や展開で形成されているが、今回の作品も裏切らない。裏切らないところが最大の欠点だ、
東野圭吾の新作は、裏切ってくれるのか。

2009年4月16日木曜日

17.赤壁の女

女優の才能は演技力ではなく、その身体性にある。身体、そして声。身体は身のこなし、佇まい。そして声は湿り気だったり、周波数だったり。『レッドクリフ』に出演しているリン・チーリンを待ち受けにしている。しかし彼女の声にはがっかりする。美と知性とセレブな育ちなのに、あの声。
さて、宮崎あおいであるが、天安門に引き裂かれた技術者と経営者の運命という話もあるのではという妄想である。

『バフェットの財務諸表を読む力』(徳間書店)
永続的競争優位性を持つ企業に投資し、長期間保有せよ!
その企業は・・・
販売及び一般管理費は一貫して低いことが望ましい。
多額の研究開発費を要する企業は競争優位性に先天的欠陥を内包している。
減価償却費は現実的なコストである。
法人税は真実の語り部である。
自己株式調整済み負債比率(負債合計/純資産合計)が0.8以下
優先株をあまり発行しない
自己株式の存在は豊富なキャッシュの証
内部留保の着実かつ長期的な増加
株主資本利益率(自己資本利益率)で経営者の手腕を測る。(自己資本利益率(ROE) = 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100 )
配当アップよりも自社株買いを続けている企業の方が株主を富ませる。

すべて当たり前だが、あらためてこの金融危機後に読むと、反省しきりである。
買い時は弱気相場のとき、売り時は株価収益率が40倍以上のときである。
またバブルの上げはとんでもない下げを招くという。

さて、あなたはどうする?

なお、作品を創造するマシーンとしては、語学脳も必要である。
『東大英単』とⅰpodの歌詞表示機能で挑戦。
コピペする歌詞テキストって、やはり違法だが、しかしこれをフェアユースとしても無問題。

2009年4月15日水曜日

16.雨の日の女

雨の日の男と女の出会いは不思議だ。
もう10年以上前、仕事で知り合った女性は「雨が好きだ」と言った。
20年以上前に会った女性は「雨はキライです」と言った。
昨夜は大雨、嵐。そんな余裕もないほど、ひどい天気。
日曜日の『情熱大陸』ですごい人を見た。
出張料理人・小暮剛だ。調理も材料買い出しも後片付けも一人。しかし明るい。そして食育の情熱。
素敵な人だ。

2009年4月14日火曜日

15.文体の速度

創作の回路は、生み出す文体の速度が重要だ。そしてそれには体力が重要になる。

『少年メリケンサック』
大傑作。『あの頃ペニー・レイン』を思い出す感じ。そして映画『デトロイト・メタルシティ』よりもコミックの『デトロイト・メタルシティ』に近いと思わせる作品。

『五郎次殿御始末』
「西を向く侍」以外、すっかり忘れた。同居人が読み始め、感想を聞かれ、そう感じた。
それでもよし。

体力があっても回路が機能しないこともある。

2009年4月13日月曜日

14. Dorakichi in Tokyo

ドラゴンズ2008-09というDVDをみる。
特典映像の「ブルブルの輪」がダイジェストで残念。
そのわりに、ドアラ映像ばかり。
違法動画対策には、真っ向勝負というのが、最善手である。
謙伸に安堵。

2009年4月12日日曜日

13.土曜日の本

J.バースは、作品執筆と創作科教授の合間となる金曜午後にエッセーを書く。まとまって『金曜日の本』。
土曜日にはマンガを読み、その感想。
『サマヨイザクラ 裁判員制度の光と闇(上・下)』郷田マモラ(双葉社アクションコミックス)
『きらきらひかる』『モリのアサガオ』の作者が、裁判員制度開始を前に、その制度の光と闇を描く。
判決までに、裁判官・裁判員のバックボーンを描き、闇を感じる。そしてそこからのどんでん返しがびっくり、そしてもう一回。ここに光がさす。テレビドラマはどうなるのか?

『中央線ドロップ』元町夏央(双葉社アクションコミックス)
これは『サマヨイザクラ』を探していて、ついでに購入。中央線に暮らす人々の連作短編集。6人の主人公が輪舞曲のように変わっていきます。僕は「吉祥寺夫婦」が切ない。
二人が恋におちることはもう二度とない。
それでもね、すべてがゼロになってしまうわけじゃないんだよ。
怖い話だ。

2009年4月11日土曜日

12.篤姫エピソード・ゼロもしくは続・純情きらり

『20世紀少年・第二章』や『少年メリケンサック』を見逃し続けていてて、ムーブ・オーバーで快適とは言い難い劇場でしかやってない。ここまでくると、DVDまで待つか。TSUTAYAに行かない自分は見逃すのだろう。
宮﨑あおいの出演作ラッシュはまだまだ続いていて、その度に青山真治作品以降は「宮﨑あおい」ブランドが徐々に高騰して、「篤姫」ビフォー&アフターの時期の撮影作品により役柄が変わっているのではないかと勝手に想像している。
月9から最も遠い作品とかハリウッドとかアジアのスターとの競演とかはたまた仏の巨匠あたりなんてどうだろうと妄想する。
実は彼女にやってほしい題材はあるのだが、当ブログは、著作権にまつわる知識と判例をベースにしたフィクションであり、縦軸になる物語は、老作家とゴーストライターのサスペンスである。
今回は続編・スピンオフだが、法的解釈としては契約次第、契約が明確でなければ、著作者名表示で権利関係を推定するよりほかなく、この狭い業界内では紛争が起きれば、信義誠実の原則で解決を求められるし、そもそも紛争が発生しない、明るみにならない、そして裁判になるのは、よほどの事情ということもあって、なかなか難しい。
ソフト・ローという学者もいるが、これも講学上、どうなのか。
だが、宮﨑あおいのキャリアを考えて、松嶋菜々子みたいにならないことを祈り、次回作の設定を考えた。
『篤姫エピソード・ゼロ』と『続・純情きらり』は、ちなみに宮﨑あおいの作品と想定して考えるものではない。あくまで勝手にスピン・オフ作品として、見たいというだけである。
『篤姫エピソード・ゼロ』は堺雅人のビフォーである。あの徳川の血に悩む青年を見たい。しかも『大奥』とは違うタッチで。瑛太の小松帯刀がかなり便利に人物造形できたのだから、このキャラもネタはあるはず。『続・純情きらり』については、「山長」の半纏を商品化しなかったNHKに落胆するだけなのだが、
福士君演じる松井達彦と桜子の間の息子のその後である。福士君には『峠の群像』の続編である『俯き加減の男の肖像』とか演じてみてほしい役者なのだが、ちょいと見たい。
さて宮﨑あおいである。ずばりA新聞阪神支局事件の遺児であり、そして自らも新聞記者になった半生である。詳細は語るまい。

2009年4月10日金曜日

11.Change!

オババよりも衝撃を受けた「Change!」がある。
中日の落合監督の投手交代スタイルが変わった。
昨年までは、自らがマウンドに行き、ボールを受け取るというスタイル。
しかし今年は、主審に告げるだけで、あとは森バッテリー・コーチがマウンドに上がる。
一体どうしたのか?
最近のスピード・アップに対する彼なりの抵抗なのか?
ここには批判があるが・・・。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/noritake/article/29

理由を知りたい。

2009年4月9日木曜日

10.限りなく透明に近いプラットフォーム

ネット配信というのは今や特に目新しい話題ではないが、著作権実務では大問題である。
問題の本質は、コンテンツの偏在である。放送とネットは今や送出手段としては、ほとんど差異がないものになりつつある。しかしコンテンツが放送に偏在している。その状況を変えよというのが、ネット系の人たちの主張だった。
放送国住人とネット国住人がいて、それぞれのコンテンツを有しているが、どうしてもネット国は放送国のコンテンツが欲しいという状態だったわけである。(しかしながら、ネット国独自のコンテンツも素晴らしいから放送国コンテンツとは違う発展があると私は思うのだが)
その場合、放送国とネット国の交換が起きればいいのだが、それまで放送国内の市場を前提にしたコンテンツをネット国に渡すには制約があるわけである。
放送国はその制約を理由に交換に応じないために、ネット国が恫喝したり、条約改正を仕掛けたりしたわけである。しかしもともと放送国で充足している住民には交換の必要がないのだからしょうがない。
だが、ここにきて世界的な不況である。
放送局がネット配信に力を入れ始めている。
やがて、限りなく透明に近いプラットフォームがネットにも誕生するだろう。
その時には、放送とネットという区別さえ無意味だ。
そのためには、通信系のビジネスモデルをどこかで放棄すべきだというのが私見だが、詳細はまた今度。

2009年4月8日水曜日

9.Drakichi in Tokyo

『博士の愛した数式』も『優雅で感傷的な日本野球』もタイガーズ。
しかし4連勝中のドラゴンズについてのテクストを収集すると・・・。

昔から、ドラゴンブルーが好きだ。
あのチームのユニフォームだからだが、ブルーのドレスが似合う女はいない。
いや誰にでも似合う色だから印象に残らないのかもしれない。
工場のつなぎというイメージなのか。
ある意味で制服といえるキャバ嬢のワンピに青は多いか、いや水色だろう。
性感マッサージ?、あれは岡田ジャパンのもじりだろう。
最近の女性は着まわしのきくスタイルを選択するから、黒が多いのが当然で、
くせものの青は少ないのかもしれない。
下着のことはわからない。
しかし鮮やかなドラゴンブルーなら、僕は下着フェチになるだろう。

最近、ドラゴンズ戦ハイライトのネット配信が始まった。
それよりも『サンデードラゴンズ』である。
You tubeや違法動画であれだけあがってるのに、なぜやらない。
特に東京の中日ファンは2ちゃんとYou tubeしか情報源がない。
最大の違法動画対策は、自ら配信することだ。
DVDの特典にするならなおさらだ。

今日は勝てるかな。

2009年4月7日火曜日

8.やさしいキスをして

「こうしてるだけでいい」
最近は、キス願望が強い。
香里奈と玉木宏のキスシーンにため息をもらした。
やさしいキスって何だろう。
「作品」ではこのあたりの描写というよりも、少し変わった目線で、描きたい。宇宙船目線の男女のキスとか。
日曜にみた2本の映画が偶然そんな気分になった。

『ウォッチメン』
戦闘シーンや血の描写はどうにかしてほしいが、冷戦終了とともに役割を失うヒーローたち。
火星に佇むヒーローの背中に漂う哀愁にたまらなくなった。
『チェンジリング』
アンジェリーナの演技や体型だと無理だと思う設定である。
セリフ回しやサイボーグのような体形はアクション向きである。
しかしイーストウッドはさすがだ。
「リアル・ストーリー」というクレジット、そして悲惨な展開にやりきれなくなるが、
ノンフィクションなんて甘いものではない、辛口のフィクションに仕立て上げた。
この残酷な世界では、罪を犯すものも人間であれば、罪を許せないのも人間。
また神と対話し、贖罪を願う死刑囚も人間である。
人間への愛とは許すことなのか。

『へうげもの』の各回のタイトルは、名曲のタイトルになっている。
連載時には気づかなかったが、いい遊びだ。
著作権を弄ぶ感じがいい。
ミスチルの歌詞を利用(引用ではなく)して、もしくはリスペクトされて時代小説を書いたら、微妙に刺される。しかし章題にタイトルならば、読者への挑戦状になる。

2009年4月6日月曜日

7.リサイクルも半端か。

本をバカ買いしたので、欲しいもの&行きたいところを我慢する男。
生活にもR3を実践できるかのトライアルは続く。
Reduceは買わない、飲まない、間食しない。
Reuseについては、15年前のジャケットの肩パットを外して、ラインを改造できないか、考慮中である。
(「銀の糸」に持ち込もうと思っている)
Recycleは、読んだ本は、とにかくブックオフとアマゾンで売る。ワイシャツもコナカに出した。スーツも青山かアオキに出すつもりだ。しかし結局礼服とスーツを作ったし、シャツも増えた。
そして本日の下取り日記。
まず冬物フィールドコートと靴をリサイクルに出すことにした。
55品目のIY堂は、3,000円以上の買い物が条件であるが、現金500円。
スーツ・コートのイ○ンは、買い物は必要ないが、1点500円の商品券。
17時に品川で映画を観ることにしたので、大井町でIY堂、品川シーサイドのイ○ンとする予定だった。
しかし、同居人を新宿に送り、池袋で本をバカ買いしたら、北の国のミサイルで仕事モードになったため、渋谷西武の地下でふく茶漬けというわけにいかなくなり、予定変更してGAPで電話待ち。
結局無事終了したので、ふく茶漬け、そして代官山のタブロイドニュースとまわっていたら、帰宅したのは3時。
そして少しテレビを観ていたら、15時30分。大井町に着いたのは、16時過ぎになっていた。(150円)
イ○ンにいくのはあきらめ、IY堂で下着・靴下で3,000円というのでも悩み、A4ファイルを加え、3,098円なり。下取りコーナーを探すのにも時間が費やし、もう16時38分。そして冬物フィールドコートを下取りで500円。あせって京浜東北線で品川へ。(ヤマダの来店ポイントも稼げず。160円)
ここからが何とも情けない話になる。
映画の一本目はプレミア劇場で、2,500円!(カップルシートでひとり!)
居酒屋で食事のあとは2本目。これはレイトショーなので、600円引き。
2本目をみおわって、行きと逆で帰るので、310円のはずが、大井町・自由が丘間の切符を失くして、さらに150円。駅に同居人が置きっぱなしにしている自転車でかえるはずが、鍵を忘れ、タクシーで890円!(Co2は?延滞料金は?)
捨てるプリンターは粗大ゴミで200円×2で400円。
映画代や交通費を除くと3,798円。これじゃあ欲しいものが買えない。「京味のお椀」をいつギフトにできるのか。
次のリサイクルはスーツ編。

2009年4月5日日曜日

6.歌うテクスト、笑うトマト

「オオカミの桃」という美味くて高いトマトジュースがある。

『ブラザー・サン シスター・ムーン』
80年代の青春。三角関係。この奇蹟の時間にめぐりあえたか。昔は欠乏感ばかりだった。今は確かにあったと感じることができる。そんな小説だった。
セックスはあるのに、セックス描写がない。
退廃的なのに、退廃がない。
そんな今のケータイ小説の対極にある作品だ。
『はじらひ 含羞 我が友 中原中也』
羞恥心は変換できるが、含羞はがん州となるノートPCにまずは絶句。
これも三角関係、ちょいとBL系のコミック。モーニングの連載にはたまにこういうのがあるようだ。
小林秀雄がマイブームということもあり、関連書を読んでいるのだが、今は品切れだったので、アマゾン・マーケットプレイスで購入。ちょいと高い。
小林秀雄と中原中也、そして女優の卵の三角関係というのが表面的な関係。しかし実は、秀雄と中也の愛憎に周囲が振り回されている。中也は秀雄との関係を「詩人と批評家」に固定しようとしたが、秀雄には、そんなものではない感情があった。

『明智左馬助の恋』
アマゾンといえば、出品すると即売れるのが加藤廣で、売れないのが浅田次郎である。
さて、本能寺三部作もさすがに明智側だとネタ切れか。『へうげもの』以来、織部に興味を持っていることもあり、本能寺の変も謎のひとつだが、その時までの歩みが今回はあまりに平凡だ。おしい。
しかし、「信長の野望」を左馬助と狩野永徳の対話で語るあたり、すごい。
安土城の日と月、暦との関連とは。

『夕映え天使』
売れない浅田次郎の最新短編集。酒を飲んだ勢いで読んだので、ほとんど残らない。
人生が引き算という側面があることを気付いた自分には、リサイクル対象か。

『駅弁ひとり旅1』
九州一周の駅弁旅。アクションは時折、すごい作品があるというが、この情報量がすごい。
手元に残したい。

5.燃え上がるテクスト

「塔」の中にはテクストの断片があふれている。
18世紀のコルセットの付け方から、21世紀の新米主婦の料理日記まで集まっている。
かのJ.L.ボルヘスの「バベルの図書館」はコンセプトだったが、Googleの事業は、その状況を実現しつつある。アメリカの出版界との和解はその歩みを着実なものにした。
テクストがマラルメのように生成され、その肉声・表情を世界中の人々が感じる時代に、著作権なんて無意味だ。
No copyright , But works!
作者が作品を生むのではなく、作品が作者を選ぶ。
もしくは作者がなくとも、作品は存在する。

2009年4月4日土曜日

4.バベルの図書館

「老作家」の「塔」には古今東西のあらゆる物語の断片が集められている。ここでは時間という観念は何の意味もなく、ただ物語の断片が一つの作品となる死の瞬間だけが存在する。ここにも対称性の揺らぎは存在するから、何らかの化学反応が起きる瞬間には、物語の断片が揺らいだ時である。
「老作家の」の作品は、作者とか読者とか、言表とか言説とかの秩序が崩壊し、エネルギー反応を起こす。そして作品は生まれ、死ぬ。
だから「老作家」にはゴーストライターであるとか、偽作であるとか、盗作であるとかという観念は全く意味はない。「塔」にこのシステムを形成してから、作品を生み続け、そして死ぬのを眺めてきただけだ。
そしてこの宣言は、「老作家」自らが、作品となることを意図する。
このシステム自体を物語とし、それに支配されるのか、支配するのか。
そして「塔」は崩壊するのか。メタ・フィクションである。
著作権法的には、著作者だけが、このシステムのプレイヤーである。
「著作物を創作する者をいう」(著作権法2条1項2号)
そして創作プロセスについては、法は観念しないから、他には第14条に「著作者名として・・・・・・表示されている者は、その著作物の著作者と推定する」とあり、第75条の「実名登録」でも推定される。
ゴーストライターについては、著作権を譲渡した者と考えるか、法人著作物の従業者とみるか、講学上の争いがあるが、判例が存在しない以上、決め手はない。
また物語の断片の対称性が揺らいで作品が生まれるというシステムは文学論の範疇であって、法学の対象ではない。著作権法の判断とは審美的なものではなく、あくあまで財産上の争いなのである。
ここに著作権法の限界がある。

2009年4月3日金曜日

3.妄想するより金をくれ

ある作家の言葉がずっと気になっている。
作品を読めば、その作家が女にもてるかどうか、すぐわかる、と。
当時、高校生であった私は、ただただ、戸惑った。もし彼の言葉が本当なら、自分の作品は、そんなもてない男の戯言にしかならないのか。また、その作家はどちらだろう。
この言葉に今でも縛られている。答えが知りたい。もしかすると、意外と常識なのか。友人とかまわりの男にはそんなこと、話題にしたことはない。恋人には怖くて聞けなかった。
Barで口説きたい女の何人かに尋ねると、全員が全員、「その作家はどちらだと思う?」と逆に質問を返してくる。サメのようなといわれた行動と対照的に、おたくっぽい風貌を思い浮かべて答えた。
「たぶん、もてないと思う。」
その後、一瞬の沈黙。実は、もてるかもしれない。もてないのはそんな質問をする自分ではないか。
そして話をかえる。しかしその後の話も弾まない。何となく店を出て、二度と飲むこともない。
そんなことを繰り返して、いまだにわからない。だからこんな質問は今はしない。よほど話が転がらないときだけだ。
なぜ自分がもてないかは、今ならわかる。
相手の何気ない一言にはっとなり、すぐ結末を急ぐ。男と女のミステリーは謎解きだけではない。
その舞台設定、技巧を二人で味わうものだ。一人だけでは美酒にならない。

作品を読めば、その作家が女にもてるかどうか、すぐわかる。
ちなみに、この言葉はある作家との対談での発言なのだが、その相手は「……」。
そして何年か前にこの言葉を発した作家に会って、尋ねたら、こんな答えだった。
「さあ。でもそんなこと言ったかな」

2.プロジェクト再開

この作品は、ある老作家が死のふちに横たわり、自分の作品が何人かのゴーストライターによるものであることを明かす。そして彼の遺産をゴーストライターに配分することを宣言する。彼の終の棲家となる「塔」にゴーストライターを集める。
遺産を受け取るには、自らが真の作者であることを証明できたものだけである。