2009年11月22日日曜日

230.ベルリン地下世界協会

これは「ユニバーサル野球協会」のような小説ではない。
NHKのドキュメンタリーが本当ならば、あまりに作り物めいた設定なので、そう思う。
ベルリンにはヒトラー時代からの地下壕があり、冷戦期の東西の対立のおかけで、東側からの脱出ルートとなった地下トンネルがあり、それを保存・調査するのが「ベルリン地下世界協会」であるらしい。
番組の最後に「20周年式典」に招かれた各国の指導者はこの地下遺跡を見て、歴史について考えるべきだという代表者のコメントが印象的だ。
20世紀が戦争の世紀だと認識するのは、実はアラフォー以上だろう。
「不毛地帯」や「ベルリン壁の崩壊」に感傷的になるのはきっとそうだ。
20代は21世紀はテロの世紀で、9.11以外にも一般の市民生活を脅かすテロの危険は「24」の中だけにあるのではない。
と感じながら、渋谷・銀座で買い物、脳天気。

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