同居人と比例区の投票について話していて、勢いのある政党への投票について、ブロックの候補者が足りなくなる事態があり、結果として第三党に議席を与える結果となることを話したら、ちょいと機嫌が悪くなった。
私はこの「小選挙区比例代表並立制」というのが良くないのではないかと思っていて、この制度だと結局、小選挙区制だから、今回のような風が吹けば政権交代し、簡単に絶対多数となるし、そうでなければ第一党が相変わらず政権を維持することになる。
比例代表の部分は単なる調整部分だ。
私はドイツ連邦議会の小選挙区比例代表併用制の方が魅力的だ。
詳細は
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84%E9%80%A3%E9%82%A6%E8%AD%B0%E4%BC%9A
・全国の比例代表の得票で各党の議席を決める。(少数分立を防ぐ阻止条項がある)
・具体的な当選者は小選挙区での投票の勝者になる。
かなり、はしょった説明だが、数を決めるのは比例代表で、顔を決めるのは小選挙区という制度は魅力的ではないか。
もちろんこんな制度なので、比例での獲得議席と小選挙区での当選者数とが一致しないことが多く、その場合は超過議席となる。
たとえばA党の獲得議席が6なのに、小選挙区で7名が当選したら、この1名分が超過となるが、その分、議員の総定数が増えるだけで、特に大きな問題とはならない。
どうでしょう、こんな制度。
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