2009年5月20日水曜日

52.smooth translator

NHKでドナルド・キーンの番組を観た。
情けないが、日本文学の紹介者として彼ほどの人はいない。
翻訳者・紹介者としての力量がやはり日本文学には必要だ。
民族としての普遍的な物語が欠如している一方で、精神世界の高みが突出している日本にはどうしてもこんな人が必要だ。
著作権法には、このような役割の人を評価する機能はない。
それが文化的成果物の利用を調整する法律の限界で、文化的利用、そもそも文化というものを規定できないのだから。

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