落合監督が野球殿堂入りを1票差で逃した。しかも2年連続だという。藤田元司氏も1票差で涙を飲んだそうだが、翌年殿堂入りしている。落合監督は2年連続しかも227票と同数。
選出者は記者経験15年以上の野球担当記者の7名連紀の投票で75%以上の票を得た候補者が当選となる。
投票結果はこちらだが、29人から7人を選ぶ可能性なんてものじゃないような結果だが、2年連続しかも同一票数での落選というのは、天才ではないかと。
http://www.npb.or.jp/museum/news20100112.html
しかし昨年の結果についてはWBCのこと、東京地区以外に支持がないという指摘もある。
http://weblog.hochi.co.jp/hiruma/2009/01/post-41ea.html
そう考えると、ある程度の票読みというか、票固めというか阿吽の呼吸というのがあるのではないかと思う。
もしくは本人が名球会に続いて逃げている可能性だってあるのではないかとさえ邪推してしまう。
確かに歴代の殿堂入りの順番から言うと、落合以前の人が片付かないということもあるのか。
V9とか70年代から80年代前半の赤ヘルとかパリーグの三大エース(鈴木・山田・東尾)とかまで来て、西武の黄金時代に行く前というところで、落合の時代は無かったというのが、多数派の意見なのだろう。
落合の順番が来ているという人と、いやまだまだ、現役指揮官だしとか、好き嫌いとか、原・岡田と何年離せばとか、星野がまだとか、いろいろあるが、本質はそこだ。
しかし1票差というのが凡庸ではない。
この扱い、美しい。津田・北別府(同数)・大野という仲良い感じよりも素敵だ。
ぜひ、来年当選→辞退してほしい。
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