J.バースは、作品執筆と創作科教授の合間となる金曜午後にエッセーを書く。まとまって『金曜日の本』。
土曜日にはマンガを読み、その感想。
『サマヨイザクラ 裁判員制度の光と闇(上・下)』郷田マモラ(双葉社アクションコミックス)
『きらきらひかる』『モリのアサガオ』の作者が、裁判員制度開始を前に、その制度の光と闇を描く。
判決までに、裁判官・裁判員のバックボーンを描き、闇を感じる。そしてそこからのどんでん返しがびっくり、そしてもう一回。ここに光がさす。テレビドラマはどうなるのか?
『中央線ドロップ』元町夏央(双葉社アクションコミックス)
これは『サマヨイザクラ』を探していて、ついでに購入。中央線に暮らす人々の連作短編集。6人の主人公が輪舞曲のように変わっていきます。僕は「吉祥寺夫婦」が切ない。
二人が恋におちることはもう二度とない。
それでもね、すべてがゼロになってしまうわけじゃないんだよ。
怖い話だ。
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